つちや書店はこのほど、書籍『食材のかしこい食べ方』を発売した。

  • 『食材のかしこい食べ方』(税別1,400円)

    『食材のかしこい食べ方』(税別1,400円)

同書の監修を務めるのは、管理栄養士の弥冨秀江先生。弥冨先生は、女子栄養大学栄養クリニックや病院などで長年にわたり食生活を健康で豊かに送れるよう、正しい食の知識の普及と健康増進に役立つ食生活の提案と支援を行っている。

同書では、旬を意識して栄養素をムダなく摂取する方法を解説している。旬の食べ物は、おいしいだけでなく、栄養価も高い。旬の食材を取り入れることは、その季節に体が必要としている栄養素の摂取にもつながるという。

例えば、春の食材は寒さで弱った体を目覚めさせ、体に新しい細胞を作り出す働きがあるとのこと。夏の食材は、暑さでほてった体を冷まし、夏バテや熱中症を防ぐ働きが、秋の食材には、寒い冬に向けてエネルギーを確保し、冬に迎える体作りに役立つ効果があるという。そして冬の食材は、冷えた体を温め、風邪予防や寒さから体を守る働きがあるとのこと。

  • 本文ページから

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同書では、豊富な写真とイラストを用いて、食材の情報や栄養素を逃さない調理法・ポイントを解説。体への効果が一目でわかるため、体の不調に合わせて食材を簡単に選べる。摂取できる栄養素の働きをわかりやすくまとめているので、自分の症状に合わせて食材を選ぶこともできるとのこと。