サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート『プロテインダイエットとはどのようなダイエット方法?』を公開した。

  • たんぱく質(プロテイン)は人の体に欠かせない三大栄養素

    たんぱく質(プロテイン)は人の体に欠かせない三大栄養素

たんぱく質は、人の体に欠かせない三大栄養素のひとつ。筋肉だけでなく、皮膚、髪、爪、内臓などを作る基となり、ダイエット中でも欠かさず摂取したい栄養素で、主なたんぱく源は魚や肉、卵、大豆などがある。

「プロテインダイエット」は、高たんぱく質のプロテイン製品を使うダイエット方法を指す。「ダイエットだから」と食事量を減らしてしまうと、体に必要なたんぱく質が足りなくなり、筋肉量が減少してしまう可能性がある。

筋肉量が減少すると、生命維持のために自動的に体で消費されるカロリー(基礎代謝量)が落ちてしまうため、やせにくくなるだけではなく、それまでと同じ食事量である場合、基礎代謝量が落ちた分だけ体内でカロリーが余り、その分は脂肪として蓄積されてしまうという。肌の潤いやハリを保つ成分の「コラーゲン」もたんぱく質の一種であるため、美容のためにも欠かせない栄養素であるとのこと。

一日にどのくらいたんぱく質を摂取すればよいのかというと、成人であれば一日あたり男性60g、女性50gが十分量であるという(日本人の食事摂取基準(2010年版)より)。魚や肉、卵、大豆などのたんぱく源となる食品は毎食取り入れるとよく、一食あたりの目安量は、厚みも大きさも指を除く手のひら1枚分だという。

プロテイン製品には体脂肪を減らす作用はないが、プロテインダイエットは、運動を組み合わせると効果的とのこと。運動後45分以内にプロテイン製品を摂取すると吸収率が高く、効率良く筋肉をつけられるという。運動前に空腹のときは、先にプロテイン製品を摂取してもよいとのこと。

  • 運動後45分以内ならプロテインが効率よく筋肉に

    運動後45分以内ならプロテインが効率よく筋肉に

また、運動後に飲むだけでなく、プロテインパウダーを牛乳や豆乳と混ぜ、食事の前に飲んでもよい。満腹感があるので、食事の食べすぎを防げるメリットもある。食事代わりにプロテインシェイクを飲む場合は、プロテインパウダーにたんぱく質以外の栄養素も十分量が含まれているか確認することが大事だという。

そのほか、プロテインパウダーを使ったパンケーキもアメリカでは人気があるとのこと。通常のパンケーキと比較すると、カロリーは約半分であるにもかかわらず、たんぱく質は2倍摂取できるという。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「プロテインダイエットとはどのようなダイエット方法?」で解説している。