俳優の賀来賢人と太賀が11月28日、千葉・幕張メッセから生放送された日本テレビ系音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2018』の本番後に取材に応じ、同局系ドラマ『今日から俺は!!』(毎週日曜22:30~)への反響を語った。

  • 賀来賢人(左)と太賀

この日2人は、自身ら出演者で結成した“今日俺バンド”でカバーしているドラマの主題歌「男の勲章」を披露した本家・嶋大輔の応援ゲストとして出演。賀来は、本番を終えて「記憶がないです。借りてきた猫状態(笑)。でも楽しかったね」と感想を述べ、太賀も「楽しかったです。お祭りでしたね」と同調した。

ドラマは、前回(11月25日放送)の第7話の視聴率が10.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と、初の2ケタに乗せ、番組関連動画の総再生数が日テレ新記録を樹立するなど高反響で、賀来は「毎回ドラマをやっていると『見てるよ』と声をかけていただくことはあるんですけど、今回は知り合いのお子さんが真似をしているとか、そういう現象が起きているんです。『“今日から俺は!!”見すぎてずっと白目むくようになっちゃった、どうしよう』というクレームまで来るようになって(笑)、幅広い世代に見ていただけているなと実感してます」とのこと。

太賀は「ここまで熱量がある反響をもらえるのは本当にうれしいですし、僕自身も一緒に仕事してる方から『家族で見てるよ』『息子がすごい楽しんでドラマに食いついてる』と言っていただいています。今まで若い人たちに向けたドラマに、そこまでたくさん出てたわけじゃなかったので、すごく新鮮な気持ちです」と心境を明かした。

撮影は初回放送前に終了していたが、第1話を賀来、太賀、伊藤健太郎、矢本悠馬の4人で一緒に見たり、グループLINEで連絡を取り合ったり、栃木・足利でロケ地めぐりをしたりと、交流は続いているそう。それだけに、賀来は「終わった感じがしてなくて、最終回終わってからまたみんなで集まろうみたいな話をしているので、それで“本打ち上げ”ができたらいいなと思います」と意欲を示した。

そして、今年を振り返って、賀来は「僕はこのドラマに今まで積み上げてきたものをすべて注ぎ込んでやろうと思っていたんです。現場の熱量も高かったし、このチームで勝ちたいという気持ちがあったので、予想していた以上に楽しんでいただけたことが一番の思い出。幸せな年末を迎えられそうな気がしています」と充実の様子。

太賀は「僕自身も『今日から俺は!!』に関わっていた時間がすごく長かったですし、他にもドラマや映画にたくさん関わったので、振り返って見ると、とても充実した1年になったんじゃないかなと思います」と振り返った。

1988年~97年に『増刊少年サンデー』『週刊少年サンデー』で連載された、西森博之氏の青春不良コメディーを、福田雄一氏の脚本・監督で映像化した同ドラマ。きょう2日に放送される第8話は、3年に進級し、新入生から「かっこいい」ともてはやされて図に乗る三橋(賀来)が、軟高の頭を狙う1年にケンカを売られ、一触即発のところを理子(清野菜名)に止められる。理子のアドバイスに従ってケンカを回避すると、その大人な振る舞いに三橋の人気はさらに急上昇し、図に乗ってしまうが…。

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