JR北海道釧路支社はこのほど、花咲線(根室本線釧路～根室間)で実施している景色がきれいな場所をゆっくり走る取組みを継続し、12月1日から見どころポイントを追加して運行すると発表した。

  • 花咲線のハマナスと雪を表現した「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」

釧路支社は今年6月1日から「いつもの列車で観光気分 花咲線の新しい楽しみ方」と銘打ち、スマートフォンで聞ける音声ガイドや、車窓の風景が美しい区間で「ゆっくり走る」取組みなどを実施してきた。

従来は別寒辺牛湿原が見られる厚岸～糸魚沢間と落石海岸が見られる別当賀～落石間の2カ所で減速していたが、12月1日から来年3月末までは厚岸湾の大パノラマが楽しめる門静～厚岸間も加え、さらに車窓の風景を楽しんでもらうこととした。

一方、6～11月に実施してきた日本最東端の駅・東根室駅での停車時間拡大については、冬季は風雪が強まることから通常の停車時間に戻すとのこと。