JR東日本は22日、東海道線藤沢~熱海間・伊東線熱海~伊東間の各駅へ駅ナンバリングを拡大し、あわせて駅名標に4カ国語(日・英・中・韓)表記も実施すると発表した。

  • 藤沢駅のホーム駅名標イメージ

同社は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、訪日外国人旅行者をはじめ、すべての人によりわかりやすく、安心して鉄道を利用してもらうため、首都圏エリアへ駅ナンバリングの導入を進めている。

東海道線は東京~大船間で駅ナンバリングを導入しており、今回は東海道線の藤沢駅から熱海駅まで、さらに伊東線伊東駅まで拡大する。11月以降に順次導入され、車両の情報案内装置などは11月以降、駅設備は2019年1月以降の導入を予定している。

駅ナンバリングの表示方法は路線記号(アルファベット2文字)・駅番号(数字2桁)の組み合わせとされ、東海道線・伊東線ともに路線記号は「JT」を使用。駅番号は大船駅「JT07」から連続した番号を使用する。これにより、藤沢駅は「JT08」、小田原駅は「JT16」、熱海駅は「JT21」、伊東駅は「JT26」の表示となる。なお、湘南新宿ラインに付与されている「JS」のナンバリングは、藤沢~小田原間では付与されない。

  • 藤沢駅の駅ナンバリングイメージ

駅名標の4カ国語表記は東海道線藤沢~熱海間・伊東線熱海~伊東間を対象とし、ホーム駅名標とホーム柱駅名標を日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語で表記する。導入は2019年1月以降、順次行われる。