イオレは11月15日、「幹事・忘年会に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は10月22日~11月4日、同社運営のグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」の会員678名(男性260名、女性418名)を対象にインターネットで行われた。

  • 幹事を務めることで身に付けた能力や知識

    幹事を務めることで身に付けた能力や知識

はじめに、幹事の経験があるという517名に対し、「幹事を務めることになった経緯」を尋ね結果、「持ち回り制」(35.2%)が最多に。

幹事を経験することで、どのような能力や知識を身に付けたか尋ねたところ、「気配り力」(38.7%)、「計画力」(36.9%)、「お店の知識」(30.4%)、「日程調整力」(29.2%)が上位となった。また、「今後さらに学びたいこと」については、「盛り上げ力」が1位だった。

  • 幹事の手伝いについて

    幹事の手伝いについて

続いて、幹事の手伝いについて調査を実施した。その結果、幹事経験者の80.9%が「幹事の仕事を手伝ってもらいたいと思ったことがある」と回答。その理由は、「みんなで取り組んだ方が楽しいから」(51.2%)や「自分の苦手な分野の仕事があるから」(32.3%)、「通常の業務や家事との両立が大変だから」(28.7%)と続いた。

一方、「幹事の手伝いをしたことがある」という人の割合は、幹事未経験者も含めて73.0%。理由としては、「幹事が大変そうだったので、積極的に自分から手伝った」(57.8%)や「幹事に頼まれたから」(41.2%)が上位に。手伝わなかった人からは、「幹事に依頼されなかったから」(54.6%)という理由が最多で、半数を超えた。

  • 忘年会当日に気を付けていること

    忘年会当日に気を付けていること

次に、忘年会の幹事経験者353名を対象に、「忘年会当日に気を付けていること」を聞いたところ、「みんなが楽しんでいるかどうかを確認する」(58.6%)、「会計時のお金の過不足」(37.7%)、「開始時間通りに始める」(34.6%)、「開始時間に全員が揃うようにする」(29.7%)が上位となった。

また、全調査対象者に対し、「忘年会でアルコールハラスメント、セクシャルハラスメント、パワーハラスメントを目撃した時の対応」について聞いたところ、いずれも自分で直接注意するという人が多く、間接的な注意も含めると、8割以上がハラスメントの当事者に注意を伝えようという意欲を持っていることが明らかに。ただし、パワーハラスメントに関しては、ほかに比べて直接注意する割合が約10pt低いことや、「気になるが、注意はできないと思う」のポイントが他よりも高いことから、対処の難しいハラスメントであることが読み取れた。

最後に、「忘年会で幹事になってほしい有名人」を答えてもらった結果、1位「明石家さんま」、2位「ムロツヨシ」、3位「渡部建(アンジャッシュ)」となった。