アスリートタレントの武井壮(45)が、12日にTOKYO MXで放送された情報番組『バラいろダンディ』(毎週月~金21:00~21:54)で、組織に依存した意見に異を唱えた。
この日、作詞家・及川眠子氏が「いちばん簡単な応援は金を使うことだと思ってる」とツイートしたことが番組内で取り上げられた。及川氏のツイッターにはさまざまな意見が寄せられ、「もちろん金使わないで応援するというのもあり。心の中でエールを送ってくれてることは嬉しい」とも補足している。
武井は「あまり好きじゃないですね」とこの意見に否定的で、「何言ってんだろうなと思います」と納得がいかない様子。「すごく一方的な意見」とし、「お金を使ってもらえるような魅力的なコンテンツにするか、使ってもらいやすいシステムでお届けするか、それができていないということ」と主張した。
また、これをスポーツ界に置き換え、「例えばマイナー競技の選手が『僕らはすごいレベルの高い競技をしているのにマイナー。もっと協会にがんばってほしい』というのは、おかしいと思う」と説明。「自分たちで自分たちの知名度を上げて、自分たちを見に来てくれる人を一人ずつ選手が増やしていけば、会場を満席にすることができるし、満席になって興行性が高いとなれば資本も投下される」と断言した。
「そういう努力を大人たちにばかり任せている。今は現場、プレイヤーが自分たちでできる時代だし、それをしていかなければいけない時代だと僕は思っている」と熱弁する武井。「システムとかそういったものに依存した意見はあまり好きじゃない」とこの話題を締めくくっていた。