東京都交通局は8日、都営浅草線が11月15日に全線開業50周年、都営三田線が12月27日に開業50周年、都営新宿線が12月21日に開業40周年を迎えることを受け、記念マーク付き電車の運行や記念「都営まるごときっぷ」の発売、開業時の駅名標デザイン復刻、都営三田線開業50周年・都営新宿線開業40周年記念ICパスケース「タッチアンドゴー」発売といった特別企画を実施すると発表した。
都営浅草線では、5500形1編成の車両前面に記念マークを掲出し、2018年11月15日から2019年1月31日まで運行。都営三田線では6300形にヘッドマークを掲出。2種類のデザインで各1編成運行するとのこと。2018年11月17日から2019年1月31日まで運行され、11月17日の「都営フェスタ」会場でも展示される。都営新宿線では10-300形1編成の車両側面に記念マークを掲出し、2018年11月21日から2019年1月31日まで運行する。
記念「都営まるごときっぷ」は、都営浅草線・都営三田線・都営新宿線の新旧3種類の車両をデザインし、都営浅草線デザインは都営浅草線各駅(押上駅を除く)と日暮里・舎人ライナー各駅、都営三田線デザインは都営三田線各駅(白金高輪駅・白金台駅・目黒駅を除く)、都営新宿線デザインは都営新宿線各駅(新宿駅を除く)で11月15日から販売する。発売額は大人700円・小児350円。各デザイン3万枚が売り切れ次第終了となる。
開業時駅名標デザインも復刻。都営浅草線は西馬込駅、都営三田線は高島平駅、都営新宿線は東大島駅のホーム駅名標を開業時のデザインに復刻し、2018年11月15日から2019年1月31日まで掲出する。
都営三田線開業50周年・都営新宿線開業40周年記念ICパスケース「タッチアンドゴー」は、11月19日から都営三田線の日比谷駅・水道橋駅・巣鴨駅・高島平駅、都営新宿線の市ヶ谷駅・馬喰横山駅・本八幡駅にて各駅100個の限定で発売(売り切れ次第終了)。発売額は700円で、11月17日の「都営フェスタ」会場で先行発売も行われる。