“PPAP”でブレイクしたピコ太郎のプロデューサーでタレントの古坂大魔王が、俳優の阿部寛が主演を務めるTBS連続ドラマ『下町ロケット』(毎週日曜21:00~)の第3話にゲスト出演することが15日、わかった。
2015年10月期に放送された『下町ロケット』の続編。10月14日にスタートし、前シリーズからの出演者に加え、尾上菊之助やイモトアヤコ、中村梅雀、神田正輝などの豪華な新キャストの登場も話題を呼んでいるが、このたび、第3話に古坂大魔王のゲスト出演が決定した。
古坂が演じるのは、帝国重工の審査部信用管理室に所属する安本年男。仕事はできるが、エリート志向でイヤミなキザ男だ。ある出来事をきっかけに佃製作所へと派遣され、執拗に佃たちを追い込んでいく。一体、佃製作所に何が起こったのか・・・?
古坂が民放の連続ドラマで本格的な芝居に挑戦するのは今作が初めて。「ゲストでの数シーンの出演や、若い頃にエキストラで出演したことはあるものの、こんなに本格的なドラマで、本格的な芝居をしたのは生まれて初めてで・・・こりゃ出来るかな??? ってのが正直な最初の感想でした」とオファーを受けたときの心境を明かし、「普段、なかなかドラマの仕事はしないのですが・・・『下町ロケット』は前作を見てハマっていたので、喜んでお受けしました!」と語った。
そして、安本役について「まさに、大好きなドラマだったので・・・なるべくその世界観を邪魔しないように・・・さらに、他の役者さんの足手まといにだけはならないように・・・セリフだけはガチで練習して覚えていきました。そこからは現場で皆さんと掛け合った空気をアドリブちっくに出せるように・・・」と説明。
また、「実はひょんなことから佃さんこと阿部寛さんとは20年くらい前からボウリングに何度か行ったりして映画でも共演していたので気軽に話せたり、芸人の後輩の今野君もいたり、談志師匠の話で談春師匠とも話せたり! 現場では初出演の割には和やかにできました」と撮影を振り返り、「しかし、スケジュールの都合で長いシーンを1日で撮らなければならない感じになってしまって・・・朝から始めて昼休憩1回だけで・・・終わったのが深夜1時半・・・。すみませんでした!!」と自身のスケジュールの都合でハードな撮影になったことも明かした。
さらに、今後出演したドラマを聞かれると、「なかなかお芝居というのは得意な方ではないと思いますが・・・時代劇とか! あ、コメディ! ほぼコントのコメディがやりたいです!」と答えた。
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