UZUZは10月11日、20代の第二新卒・既卒・フリーターとして就職活動中の人を対象とした「就職活動に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年3月9日~9月26日、有効回答は814人(既卒483人、第二新卒331人)。
退職が多い職種は「営業」、業種は「IT」
第二新卒として転職活動を行っている人に前職(在職中の人は現職)の職種を尋ねると、「営業職」が29.1%でトップ。以下、「技術・専門職(エンジニア・研究開発)」が12.4%、「サービス(接客・介護など)」が12.1%との結果に。業種については、「情報通信・インターネット」が14.6%、「建設・不動産業界」が13.6%、「小売業界」が8.0%と続いた。
第二新卒で転職活動を行っている人の最も重要な退職理由は、1位「仕事が自分に合わなかった」(16.7%)、2位「労働時間が長かった」(13.8%)、3位「社風が合わなかった」(13.4%)。前職へ入社時の志望度を聞くと、「高かった(「とても高かった」含む)」が67.5%に上ったものの、半年未満で退職している人が半数近い47.6%を占めた。
再就職する会社に求めるものを質問すると、第二新卒・既卒ともに「ワークライフバランス」「良好な人間関係」が上位にランクイン。一方、「会社の規模の大きさ、知名度」「社会的意義のある仕事」を挙げる人は少なく、同調査では「大手志向の強い新卒就活に比べて大きく変化が起きている」と分析している。