pringは10月2日、「おんな同士のお金のストレス」に関する調査結果を発表した。調査は9月14日~17日、20歳~39歳の働く未婚女性(正社員/契約・派遣社員/公務員)を対象に、WEBアンケート方式で行われた。有効回答数は300名(20代・30代各150名)。

女友達からお金が返ってこない割合33.3%

  • 女性の友人・知人からお金が返ってこなかった経験

    女性の友人・知人からお金が返ってこなかった経験

割り勘や立て替えたお金の精算をする際に、女性の友人・知人から「あとで払うね」と言われたままお金が返ってこなかった経験があるか尋ねた結果、女性の3人に1人が「ある」(「複数回」21.0%+「一回だけ」12.3%)と回答した。

その後の相手との関係性について聞くと、「二度とお金の貸し借りはしなくなる」(66.0%)が最多に。次いで「食事や遊びに誘わなくなる」(38.0%)、「内緒話や深い話はしなくなる」(23.0%)と続き、「とくに変化はない」と回答した人の割合は16.0%だった。

  • 「お金を返して」と言えますか?

    「お金を返して」と言えますか?

続いて、どのくらいの女性が「お金を返して」と言えるのか調べたところ、半数近くが「仲のいい人なら言えるが、あまり親しくない人には言えない」(48.0%)と回答。「相手に関わらず、言えない」という人は28.0%だったのに対し、「相手に関わらず、言える」という人は17.0%にとどまり、相手との関係性によって違いはあるものの、女同士で「お金を返して」とは、多少なりとも言いにくさを感じる言葉であることがうかがえた。

割り勘トラブル、財布の中身の確認不足が原因に

  • 自分がお金を返さなかった経験の有無

    自分がお金を返さなかった経験の有無

一方、自分が「あとで払うね」と言ってそのままお金を返さなかった経験について問うと、「ある」(4.7%)、「あるかもしれない」(18.0%)という女性が2割を超えた。

女同士の割り勘で気まずかった経験を教えてもらったところ、「1万円札しかなかった」(23.0%)、「財布を開いたら手持ちがなかった」(17.0%)、「小銭が少しだけ足りなかった」(15.0%)など、割り勘することになると分かっているにもかかわらず、財布の中身を確認していないことが上位に。

また、お金のやりとりがうやむやになりがちなシーンTOP3は、「シェアしたスイーツ代など少額の時」(42.7%)、「旅行やテーマパークなどでテンションが上がっている時」(39.7%)、「誕生日プレゼントなどを合同で買う時」(39.0%)だった。

  • 誘われた女子会の会費が高かったら?

    誘われた女子会の会費が高かったら?

女子会に誘われたものの、会費が高かったらどうするかを尋ねたところ、「仕事など適当な理由をつけて断る」(62.3%)が最多となり、「お金がないと知られたくないので無理して参加する」(14.0%)を合わせると、8割近くの女性が会費を理由に断ることを知られたくないと思っていることが明らかに。「正直に金額を理由に断る」という女性は21.0%だった。

最後に、女子会でスマートに会計をしそうな有名人を聞いた結果、1位「天海祐希」(56.7%)、2位「米倉涼子」(54.3%)、3位「北川景子」(25.3%)、4位「木村佳乃」(21.3%)、5位「菜々緒」(17.7%)が上位となった。