アクサダイレクト、うつ病などの精神疾患もカバーする就業不能保険を発売

アクサダイレクト生命保険はこのほど、病気やケガ、精神疾患で働けなくなった際の収入減をサポートする保険「アクサダイレクトの働けないときの安心」を発売した。

傷病手当金の支給件数年代×傷病別の割合

平成27年度の生命保険文化センターの調査によると、世帯主が働けなくなった場合に対する現在の経済的備えに不安を感じている人は、78.8%であるという。

特に精神疾患による就業不能状態は、長期化するのが特徴。平成28年度の現金給付受給者状況調査では、精神疾患による傷病手当金の支給が55歳未満の各年代で最も多く、特に20～30代は約半数を占めているとのこと。働けない期間の収入減のダメージは大きく、単身者や住宅ローンを抱える人、傷病手当金のない自営業者には深刻な影響がおよぶと考えられている。

傷病手当金傷病別の平均支給期間(上位5項目)

今回発売した同商品は、このような状況を背景に病気やケガ、精神疾患で働けなくなったときの収入減をサポートする就業不能保険。病気やケガなどで長期間働けないときは、働けない状態から回復するまで(または保険期間満了まで)生活費のサポートとして、毎月給付金を受け取ることができるという。

対象となる疾患は、うつ病などの精神疾患も含まれる。精神疾患で働けなくなったときは、働けない状態から回復するまで(または保険期間満了まで)通算18回を限度として給付金を受け取れる。

「アクサダイレクトの働けないときの安心」のしくみ

保険のタイプは、受給開始日から給付金を満額受け取れる満額タイプと、傷病手当金を考慮し、1年半(540日)の給付金を半分にすることで保険料を抑えたハーフタイプの2種類を用意した。

月額保険料は、うつ病などの精神疾患もカバーするなど充実した保障内容でありながら、可能な限り安く設定。一例として、保険期間・保険料払込期間が65歳満了、就業不能給付金月額が10万円の場合、契約年齢が満20歳であれば、男性1,550円～、女性1,230円～。満30歳の場合は男性1,810円～、女性1,470円～となっている。