レバレジーズは9月11日、地域限定正社員に関する調査結果を発表した。調査は7月5日~12日、同社運営の就職支援サービス「ハタラクティブ」登録者のうち、18歳~30歳の男女269名(フリーター、派遣社員、元正社員、元契約社員)を対象に、Webで行われた。
調査ではまず、いきなり「転勤をしてほしい」と言われたらどうするかを尋ねたところ、「今住んでいる場所から割と近い場所であれば、転勤でも構わない」(34.7%)や、「引っ越しの費用や家賃補助が出るのであれば、転勤を考える」(31.6%)と答えた人が多く、全体の7割近くを占めた。
次に、「地域限定正社員」に対する意識について質問を実施した。「地域限定正社員」とは雇用形態の一つで、一定の地域内での配属・異動を条件に契約する正社員のこと。
調査によると、「地域限定正社員として働きたい」(男性77.5%、女性70.7%)と考えている若者は、男女ともに7割以上に。そう思う理由を聞いたところ、「地元を離れたくないから」(男性77.8%、女性58.8%)が男女ともに最多となった。
また、「その他」(男性11.1%、女性23.5%)の回答には、「ペットを飼育しているので転勤は難しい」「いつ転勤になるか分からない状態だと落ち着いて仕事が出来ない」「東京は便利な街だから離れて暮らすのに不安がある」などの理由があがった。