2分間で作れる新聞紙スリッパ

裸足で避難してしまい、手元には靴下すらない……そんな緊急時に足元を守り、防寒の役割も果たしてくれるのが新聞紙スリッパだ。実際に作ってみると、不器用な筆者でも折り紙感覚ですぐに作れてしまう割りに、履き心地はなかなかのもの。練習として、一度手順を見ながら自分で作成してみよう。

  • 必要なものは新聞紙オンリー。2枚で1足分が作れる。まずは開いた新聞紙を半分に折り、横向きに置く

  • 中央に向かい、右から左へ1度折る

  • 同じ方向に同じ幅でもう一度折る。ここでしっかり折り目をつけておくと、これ以降の手順もスムーズに進められる

  • 折り重なっている側を奥に、重なっていない側を手前にして裏返す

  • 3分の1程度の幅で右から左へ折る。幅はおおよそでも問題なし

  • さらに左から右へ、重なるように折っていく。この幅がそのまま完成したスリッパの幅となる

  • 折った片側を、もう一方の中に折り入れる。これは左右どちら側でもかまわない

  • 最後に残った一番上のピラピラしている部分を内側に折り込む

  • この面がスリッパの底になる。折り目をしっかりつけたら、ひっくり返して表側の仕上げへ

  • この段階でもスリッパとしては十分に機能するが、さらに丈夫にするためにもうひと手間加えよう

  • 四隅を内側に折り入れる。初めに三角形の折り目をつけておくと作業がしやすくなる

  • これで片足分の出来上がり。筆者は普段26.5cmの靴を履いているため、おおまかなサイズの参考にしていただきたい

  • 余った新聞や段ボールがあれば、中敷きとして底面の補強に使用するのもありだろう

  • 最初の工程でさらにもう1回半分に折っておけば、全く同じ手順で子ども用サイズのスリッパも作れる