マーシュは9月5日、「家事代行サービスに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は7月18日~20日、一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に在住の20代~60代既婚女性を対象に、インターネットで行われた。有効回答数は700名。

  • 家事代行サービスの利用意向

    家事代行サービスの利用意向

はじめに、家事代行サービスの利用経験について調べたところ、利用経験のある既婚女性はわずか8.1%だった。

家事代行サービスを利用したことがない人を対象に、利用してみたいか尋ねたところ、「利用したい」「やや利用したい」が33.9%に対し、「あまり利用したくない」「利用したくない」が41.2%となった。

最も利用意向が高かった年代は30代(47.1%)で、全体よりも13.2pt高い結果に。一方、最も利用意向が低かったのは60代(22.0%)で、全体を11.9pt下回った。また、職業の有無別では、専業主婦(30.3%)よりも、有識者(39.4%)の方が9.1pt高かった。

  • 家事代行サービスを利用してみたいと思わない理由

    家事代行サービスを利用してみたいと思わない理由

次に、家事代行サービス未経験者のうち、今後も利用したいと思わない人を対象に、利用してみたいと思わない理由を聞いたところ、「費用が高い」が最も多く66.1%だった。次いで「他人を家に入れることに抵抗がある」(47.3%)、「どんなスタッフが来るのかわからない」(36.2%)と続き、60代では「必要性を感じない」と回答した割合が、他年代と比べて10pt以上高かった。