トレンド総研は8月13日、日清オイリオグループと共同で行った「糖質制限ダイエット」についての調査結果を発表した。調査は7月10日〜12日、過去1年以内にダイエット経験のある20~40代の女性500人を対象にインターネットで行われた。

  • 「理想だと思う糖質制限ダイエットの条件・方法」

糖質制限ダイエットとは、「糖質」を控えるダイエット方法。どこまでの糖質を制限するかは人によって異なるが、一般的には、お菓子やジュースといった砂糖の量が多いもののほか、ごはん・パン・麺類などの炭水化物を制限するケースが多いという。

はじめに、「過去1年以内に流行したと思うダイエット法」を聞いたところ、「糖質制限ダイエット」が81%で最多。続く「プチ断食・ファスティング」(50%)、「筋トレダイエット」(37%)、「スクワットダイエット」(28%)、「スロージョギングダイエット」(20%)、「ヘルシースナッキング」(16%)などに大きく差をつけて1位に。さらに、実際に「糖質制限ダイエットに挑戦したことがある」と答えた人も56%にのぼった。

経験者たちにダイエットの結果を聞くと、「痩せることはできたが、目標体重には到達できなかった」(52%)という人が最多で、「目標体重に到達し、ダイエットに成功した」と答えた人は5人に1人(20%)という結果に。

実際に、「糖質制限ダイエットは、目標達成前に挫折してしまいがちであると思いますか?」という質問では、実に83%が「そう思う」と回答。実際に、過去の糖質制限ダイエットで「目標体重に達する前に挫折したことがある」人も80%にのぼった。

どのような挫折ポイントがあるのか、経験者にダイエット中の様子を聞いたところ、「ストレスを感じたことがある」(79%)、「食欲をコントロールするのが難しい」(75%)、「食事における楽しみを感じにくい」(69%)、「空腹を感じやすい」(63%)、「仕事や家事への集中力が低下したことがある」(47%)、「頭がボーッとしたことがある」(41%)、「便秘になったことがある」(36%)などがあがった。

「理想だと思う糖質制限ダイエットの条件・方法」を聞いたところ、「空腹を感じにくい」が53%でトップに。「長く続けやすい」(52%)、「楽しく食事ができる」(52%)、「日常生活に影響が生じにくい」(41%)などが続いた。