平成仮面ライダー20作品記念として、2018年9月2日より放送スタートする特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』の制作発表が7日、都内で開催された。本作のヒロインである50年後の未来から来た少女・ツクヨミを、19歳の大幡しえりが演じることが明らかになった。

ツクヨミは、50年後の未来からやってきた18歳の少女。主人公・常盤ソウゴの命を奪うために2018年の世界に現れた明光寺ゲイツ/仮面ライダーゲイツを追って2018年にやってくると、いち早くソウゴに接触。ソウゴを抹殺するのではなく、魔王の力を手に入れないよう働きかける。ソウゴの強い正義感と想像を超えた力を認め、ソウゴの戦いをサポートするようになる。

大幡は、埼玉県出身の19歳。2017年テレビ朝日ドラマ『女囚セブン』囚人菊池徹子役、TBSドラマ『監獄のお姫さま』新人刑務官 高山沙也香役など、近年多くのドラマに出演し、注目を集めている。『ビルド』や『エグゼイド』など、歴代ライダーの出演も決定している本作だけに、「撮影では、1年の違いなのに先輩たちの変身がすごくかっこよかった。1年後には、自分たちもそんなふうにかっこよくなれるように頑張りたい」と抱負を語った。

『仮面ライダージオウ』のモチーフは「時計」。時空を旅して戦う「タイムトラベルライダー」である。仮面ライダージオウは変身ベルト 「ジクウドライバー」に、変身アイテム「ライドウォッチ」を装填することで変身するのだが、歴代の平成仮面ライダーの力を秘めたライドウォッチで、平成ライダーのアーマーを装着することができるのだ。全ての平成仮面ライダーの力を使うことができるジオウは、まさに2000年から始まった「平成仮面ライダー」20作品分のパワーを持つヒーローとなっている。さらに驚くべきことには、主人公であるジオウ自身が未来の世界では魔王として君臨しているという設定。主人公自身がラスボスである運命が待っているという。

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