ナインアワーズは10月22日、ニッケ(日本毛織)とともに新店舗「ナインアワーズ新大阪」を大阪市東淀川区東中島に開業する。大阪府内初のナインアワーズの建築デザインは、建築家・平田晃久氏が担当し、独自の文化が発展した都市・大阪の街の景観に溶け込む巨大看板を有する外観を特長としている。

  • 大阪府内初のナインアワーズ「ナインアワーズ新大阪」が新大阪駅側に誕生する

    大阪府内初のナインアワーズ「ナインアワーズ新大阪」が新大阪駅側に誕生する

ナインアワーズは、都心における機能的かつ高品質なトランジットサービスという独自のカテゴリーを目指し、ホテル滞在中の「シャワー」+「睡眠」+「身支度」という3つの基本行動に特化してそれぞれの機能性と品質を徹底追求する考えで開発されたカプセルホテル。また、部屋という空間概念を捨てて身軽に使いこなすことで街とダイレクトにつながり、都心ならではの宿泊・トランジットスタイルを提案する。このため宿泊に限らず、24時間利用者のスタイルに合わせ、仮眠やシャワーのみでも利用できる。

  • 8つの看板は新大阪駅ホームのどの位置からも見えるよう、様々な角度で立体的に設置しホテルのイメージを街に発信

    8つの看板は新大阪駅ホームのどの位置からも見えるよう、様々な角度で立体的に設置しホテルのイメージを街に発信

新大阪駅の沿線に位置するナインアワーズ新大阪の客室数は164室(男性76室/女性88室)。建物を覆う8台の看板は、メイン構造と共にパイプを用いたサブ構造で支持され、新大阪駅ホームのどの位置からも見えるよう、様々な角度で立体的に設置しホテルのイメージを街に発信する。

ガラスが多用され、自然光が取り込まれる館内では、看板によって外部の視線から守られるとともに、看板の内側は映像が投影されるスクリーンとなっており、移り行く大画面の映像と新幹線や飛行機が通り過ぎる風景の両方を体感できる。夜には映像の光がガラスに映り込み、町を淡く照らす。

  • ガラスが多用され、自然光が館内に広く行き渡る

    ガラスが多用され、自然光が館内に広く行き渡る

ナインアワーズは、ハードからソフト、全てを一貫したクォリティでサービスを提供。それぞれに適切な価値を作り、高級感ではなく納得感のある新しい豊かさを創造すべく、創業時より、国内外で活躍するデザイナーと共に開発を続けている。

ナインアワーズ新大阪は10月22日13時に開業。所在地は大阪市東淀川区東中島1-19-9、アクセスはJR新大阪駅東口徒歩1分/大阪メトロ御堂筋線新大阪駅徒歩10分となる。営業時間は24時間・年中無休。地上8階建で、延床面積は992.56平方メートル(約300.25坪)、敷地面積は233.59平方メートル(約70.66坪)。

メニュー・システムは、宿泊4,900円~(チェックイン13:00~、チェックアウト翌10:00)、仮眠1,000円~(最初の1時間は1,000円、以降1時間毎に500円。利用可能時間13:00~21:00)、シャワー700円(チェックインから1時間以内に要チェックアウト)となる。