俳優の藤木直人が8日、都内で行われたフジテレビ系ドラマ『グッド・ドクター』(12日スタート、毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)第1話完成披露試写会後の舞台あいさつに登場。主演の山崎賢人ファンから恨まれることを恐れた。
山崎演じる自閉症スペクトラム障がいでコミュニケーション能力に障がいを抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊が主人公の同作。レジデント(研修医)として小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながら成長していく姿を描き、藤木はそんな湊を疎ましく思う小児外科のエース・高山誠司役を演じる。
藤木は、医師役を演じるのが10作目だというが、「今までは頼りない研修医とか、できないキャラが多かったんで、今回、“できる人”を演じるのは、やっぱり難しいなと思います」と役柄への印象を語る。
だが、高山は湊を強く罵倒したり、時には突き飛ばすシーンも。藤木は「やっぱり(山崎)賢人くんに厳しく当たるんで、世の中の女性を敵に回すんだろうな…頑張りたいと思います」と言い聞かせながら、「仕事だからね。台本に書いてあることですから」と理解を求めた。
また、初共演となる山崎の現場の様子について、「ものすごくいい子で、スタッフみんなに愛されてる。だから、そんな賢人くんが演じる湊が、多くの人に愛されるキャラになってほしいなというのは、すごく強く思いますね」とコメント。同じく小児外科医・瀬戸夏美役を演じる上野樹里に対しては「想像以上にストイックで勉強熱心で、僕のほうがだいぶ年上なんですけど、しかられないように頑張ろうって思ってます(笑)」と気を引き締めていた。