黒肌ギャル集団・Black Diamondの中から“2000年からタイムスリップしたギャルサーメンバー”をコンセプトに活動する4人組ユニット「Black Diamond-from 2000-」と、同ユニットの仕掛け人である“ギャル神様”ぇりもっこりの5人が、コント日本一を決めるお笑いコンテスト『キングオブコント2018』に初挑戦することを表明。4日、都内で会見を行い、意気込みを語った。
Black Diamondは、1990年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したコギャル・ガングロ文化を継承。東京・渋谷のガングロカフェで働く傍ら、SNSでの情報発信やイベント出演などの活動をしている。4人組ユニット「Black Diamond-from 2000-」は、6月6日に「チョベリグ Lucky Day」でCDデビューも果たした。
リーダーのあおちゃんは「2000年から来たという斬新なうちらなんで、2000年っぽい笑いを出せればいいかなみたいな。新しいことできればいいかなみたいな、そんな感じです! 深い理由は特になくて、ノリで頑張れば優勝できるんじゃない、みたいな感じで」と参戦理由を説明。ぇりもっこりも「何でもやっぱ新しいことしたいので。ギャルが出たら話題になるのでノリと場面で」と話した。
5人の師匠として、昨年の『キングオブコント2018』で優勝したかまいたちの山内健司と濱家隆一も登場。ガングロギャル姿で現れた山内は「先ほどネタを見させてもらったんですけど、ジャンポケに並んでいました。すごいー!」とギャル口調で5人を絶賛し、濱家が「並んでいるわけない。ジャンポケに申し訳ない」とツッコむも、山内は「今年の3強は、ジャンポケ、さらば青春の光、Black Diamond。要チェック要チェックー!」と太鼓判を押した。
5人はその場で、かまいたちが昨年優勝したときのネタを披露。山内は「オリジナルを超えるクオリティ。ツッコミの子に関してはちょいちょい濱家を超えている。すごいセンスですから」とべた褒めし、「ここからマジのトーンで言いますけど、3位は固いと思います」と笑いを誘った。そして、濱家が冷静に「マジのテンションで言いますけど、1回戦受かって2回戦で終わり」と予想するも、山内は「Black Diamondはいく! 間違いない!」と言い切った。
山内に褒められ「やったー! お墨付きー!」と大喜びの5人。優勝賞金1000万円の使い道について聞かれると、あおちゃんは「1人200万円。日サロ(日焼けサロン)マシン買えない。優勝してほかの仕事もやって、300万にして日サロマシン買います!」と答え、「ギャルは古いとか汚いとか言われるんですけど、ギャルもやればできるじゃんと思わせたいので頑張ります!」と意気込みを語った。
『キングオブコント2018』は、7月2日から1回戦が行われ、2回戦、準々決勝、準決勝を勝ち残ったユニットが決勝に進出。決勝は今秋に開催予定で、TBS系で生放送される。