マクロミルは7月3日、ニュースレター「HoNote通信」vol.132として「会社員の夏休み」をテーマとした調査結果を発表した。調査は6月13日~15日、全国20~59歳の会社員1,000名を対象にインターネットで行われた。

夏休みは「8月のお盆周辺」に「5連休」が最多

  • 会社員の2018年夏休みはいつか

    会社員の2018年夏休みはいつか

今年はいつ頃夏休みを取得するか聞いたところ、最多は「8月のお盆周辺」(60%)、次いで「8月のお盆周辺以外」(7.8%)、「7月」(4.7%)、「9月」(4.0%)、「その他の月」(0.9%)と続いた。また、18%が「夏休みはない、取得しない」と回答しており、会社員の約5人に1人は夏休みなしであることがわかった。

今年の夏休みの時期がすでにわかっている(決まっている)と回答した692名に最大の連休日数を聞くと、「5連休」が最多で25%、次いで「9連休」(16%)、「6連休」(11%)。すべての結果から平均を算出すると、夏休みがある会社員における連休日数は「平均6.2連休」となった。また、本当は何連休したいと思っているのか理想の連休日数を聞くと「平均8.4連休」で、“理想と現実”の間には2.2日の差があることがわかった。

夏休みの過ごし方は?

夏休み中の過ごし方について尋ねると、それぞれ半数の人が「家でゆっくり過ごす」(50%)、「お出かけ・旅行」(49%)と回答。続く「帰省」(33%)、「墓参り」(27%)、「家族団らん」(27%)には、”お盆”の習慣が垣間見える。夏休み期間を通して使用する予定・使用してもいいと考えている金額(家族で過ごす場合は、家族全体での予算)を聞くと、平均は5万8,132円だった。

さらに、「お出かけ・旅行」をして過ごすと回答した340名にその内容を尋ねたところ、「国内旅行(泊り)」(60%)、「近場のお出かけ」(39%)、「国内旅行(日帰り)」(34%)、「海外旅行」(14%)と続いた。

お土産の平均予算は2,593円

今年の夏休み中に「お出かけ・旅行」もしくは「帰省」をする予定の465名に、職場へのお土産を買うか聞いたところ、「買う」は49.5%、「買わない」は50.5%で、買う派と買わない派が二分する結果に。さらに、「買う」と回答した230名に、お土産予算(複数購入する場合はトータルの予算)を尋ねたところ、ボリュームゾーンは「1,000円以上~2,000円未満」で40%、平均は2,593円となっている。年代ごとにみると、20代では1,000円台の予算が圧倒的に多い。

  • 職場への夏休みのお土産 合計予算(年代別)

    職場への夏休みのお土産 合計予算(年代別)

職場へのお土産を買う派の理由は、「自分が休みでも他の人は仕事なので、『休みをいただきありがとうございます』の意味を込めて買います」(28歳女性)、「社交辞令程度ではあるが、コミュニケーションを円滑に進めるため」(31歳男性)、「いつもお世話になっているし喜ぶ顔が見たいから」(32歳女性)、「いつもみんなどこかに行くとお土産を買ってきてくれるから」(33歳、女性)「職場にある共通のお菓子BOXに補充するため」(43歳男性)など。

買わない派からは、「プライベートと仕事は分けたいから」(23歳、男性)、「みんなが(同時に)休みで、迷惑をかけないから、買う必要がない」(29歳女性)、「私が買ったら、部下も買わないといけなくなるから」(37歳男性)、「お互いに気を使うので、やめている」(53歳男性)、「代わり映えがしないお土産にみんな飽きているから、土産無しキャンペーンを会社内で発令中」(55歳男性)といった声があがった。