タカラトミーは7日、東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2018」(開催期間:6月7日~10日)のタカラトミーブースにおいて、「ゾイドワイルド スペシャルステージ」を実施。"ゾイド芸人"やアニメ『ゾイドワイルド』の声優・小野賢章と小松未可子を招いてのトークショーを行った。
人気の組み立て駆動玩具「ZOIDS(ゾイド)」の誕生から35年。12年ぶりに新作「ゾイドワイルド」が6月に発売を予定している。発表会では"ゾイド芸人"の品川庄司(品川祐・庄司智春)と、はんにゃ(川島章良・金田哲)が登壇し、製品の魅力を熱く語った。また、司会進行役を、"ゾイド素人"のFUJIWARA(原西孝幸・藤本敏史)が担当。
まず、品川は35年前のロボットブーム全盛期に登場したのがゾイドで、生物と機械という斬新なオリジナルデザインで当時の男の子を夢中にさせていたことをFUJIWARAに解説。また、庄司は発売当初から接着剤が不要で、最近のシリーズではニッパーいらずで組み立てられるのが魅力であると熱弁した。また、色を塗る必要がなく、対立する勢力のゾイドでは、それぞれでゴムパーツの色が違うという点にも注目してほしいとアピール。
そして、新たに登場した「ゾイドワイルド」にはゼンマイが付属しており、組み立て完了後に本物の生命体のように動くのが大きな特徴となっている。発表会では、固有の必殺技アクション「ワイルドブラスト」を披露。ワイルドライガーの「ワイルドブラスト」(背中に収納されたブレードを展開して攻撃する)が発動すると、芸人たちは驚きの声を上げた。最後の挨拶では、藤本が「ゾイドを見てると少年に戻っちゃうね。ギミックが楽しくて大人でも楽しめます」と感心した様子を見せていた。
イベント後半には、7月7日より放送が開始されるアニメ『ゾイドワイルド』の主人公アラシ役の小野賢章とペンネ役の小松未可子、さらにプロボクサーの村田諒太選手がステージに登壇。年代が少しずれていたため「ゾイド」シリーズには縁がなかったという村田選手に、声優陣がゾイドの魅力を紹介した。
アニメ『ゾイドワイルド』は、人間とゾイドの絆が描かれており、主人公アラシが伝説のゾイド「ワイルドライガー」と出会い、古代秘宝を求めて旅に出るストーリーが展開されると小野が解説。また、ゾイドを生物兵器や乗り物として扱う「デスメタル帝国」と敵対し、その戦いにも注目してほしいと"ゾイド熱"を炸裂させた。一方、小松は「ペンネはお宝が大好きなんですが、その裏には信念だったり、旅の目的があったりするので注目してください」とアピールした。
最後の挨拶では、村田選手は「ゾイドワイルド」に触った印象について「すごく細かい。四足でちゃんと歩行して、口も動いたりする。見ていて飽きないので、子供と一緒に楽しみたいと思います」と笑顔でコメントし、イベントは終了した。