AKB48の向井地美音が16日、愛知・ナゴヤドームで行われた「第10回AKB48世界選抜総選挙」開票イベントで4万7,485票を獲得し、13位にランクイン。2年ぶりに選抜に返り咲き、喜びのスピーチで「いつの日か、AKB48グループの総監督になりたい」と総監督に立候補した。
向井地は「もう一度ここに戻ってくることができました。応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます」と感謝。「正直今日を迎えるのが怖かったです。去年の総選挙では17位で、あと一歩のところで選抜に入ることができなくて、みなさんの期待に応えられなかったことの申し訳なさや悔しさでいっぱいで、私が信じてきた道は間違っていたのかなと悩み続けた1年間でした」と打ち明け、改めてファンに感謝した。
そして、今年3月に行われた「AKB48グループセンター試験」で1位を獲得したことを振り返り、「このグループで何かで一番をとるというのはすごく難しい事だと思っていたんですが、ファンとしてもメンバーとしてもAKB48グループを見続けてきた7年間は決して無駄じゃなかったと思えたし、自分の信じてきた道は間違っていなかったと確信することができました」と語った。
続けて、「やっぱりAKB48が大好きで、AKB48のために生きていきたいと思うようになったときに、私は新しい夢をみつけました。私はいつか、いつの日か、AKB48グループの総監督になりたいです」と宣言。「まだまだ先のことだと思うし、その場所には及ばない未熟な人間なので、こんなこと言っていいのかなと思ったんですが、横山さんやたかみなさんのような先輩を見て、私もそんな風にAKBを引っ張っていく人にないたいと思いました」と伝え、「これからもAKB48をずっと愛し続けることを誓います!」と力強く語った。
向井地の夢に会場からは拍手が起こり、総監督の横山由依も笑顔でうなずいていた。