マイナビは6月14日、2019年卒業予定の学生を対象とした「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 5月の活動状況」の結果を発表した。調査期間は2018年5月25~31日、調査対象は2019年3月卒業予定の全国の大学4年生・大学院2年生(調査時点)、有効回答は2,137人。

約半数が最終選考段階に突入

5月の活動状況をみると、5月中に最終面接を受けた学生は前月比5.9ポイント増の47.2%と、選考活動開始日である6月1日を前に約半数が最終選考段階に入ったことが判明。また最も注力している就職活動の内容を尋ねたところ、「面接対策」が47.0%と5割近くを占めたものの、「ない」と答えた学生も同15.3ポイント増の28.0%と大幅に増え、早くも就職活動を終えた学生が表れてきている結果となった。

  • 5月の活動状況

5月の平均エントリー社数は、活動が選考フェースへと進行している影響により、前年同月比0.9社減の1.8社と文理男女ともに前年より減少した。3月からの平均エントリー社数の累計は27.8社と前年同月比で10.1社減。その他の行動量についても、ほとんどの項目で前年同月を下回っており、より選考を受ける企業を厳選した上で就職活動を進めていると推測される。

いつごろまでに就職活動を終えたいかとの問いに対しては、内々定を持ちながら就職活動を継続する学生の75.5%は「6月下旬」以前と回答。未内定の学生についても、83.2%が「8月」までに終わらせたいと答えており、8月が活動終盤の目安となりそうだといえる。