タカラトミーは7日、東京ビッグサイトにて開催された「東京おもちゃショー2018」(開催期間:6月7日~10日)のタカラトミーブースにおいて、「トミカ新商品 記者発表会」を行い、「トミカ」の新商品「トミカ4D(フォーディー)」を発表した。
「トミカ」は1970年に日本初の手のひらサイズの国産車ダイキャスト製ミニカーシリーズとして登場。現在までに 累計930種以上の車種が発売された。累計販売台数は6億2,500万台を超え、3世代にわたって愛されている玩具となっている。発表会にはタカラトミー トミカ企画部 部長・竹内俊介氏、企画開発課 係長・大井崇司氏が登壇し、商品のデモンストレーションを行ったほか、ゲストとして日産自動車 GT-R・フェアレディZ 統括責任者・田村宏志氏、お笑い芸人の品川庄司(品川祐・庄司智春)が登場した。
「トミカ4D」は、「トミカ」にエンジン音と振動を加え、車のエンジンを表現することで、全く新しいミニカーの遊びを可能にした商品。大きさも形も従来のトミカと同じだが、トミカのサスペンション機能を生かし、車体を上から押し込むことで、本当にエンジンがかかったようなリアルなエンジン音とアイドリング振動を体感でき、さらに手ころがしで走行させるとリアルな走行音が鳴る。走行音に合わせて振動も変化するという。
第一弾のラインナップは、スポーツカータイプ4種(2種・各2色)と、はたらくクルマ2種の計6商品。スポーツカータイプに内蔵される音は自動車メーカー全面協力のもと、実車のエンジン音を実際に収録したもので臨場感のあるサウンドが楽しめる。また、6月5日に発表された「日本おもちゃ大賞2018」では、「共遊玩具部門」の大賞を受賞した。
発売に先がけ「トミカ4D」を触れた品川庄司。車体のエンジン音や振動を体験し、庄司は「凄い! 今まで口でブーンブーンって言ってたのに。6歳になる息子に買ってあげたい」と驚き、品川は「このエンジン音を聞いたら、子供もそうですが、お父さんも興奮すると思う。親子で楽しめるコミュニケーションとしてもいいですね」と絶賛した。
最後に庄司は「子供の頃からトミカで育っているので『トミカ4D』を家に迎えて楽しい時間を過ごしたい」と挨拶し、発表会は終了した。
「トミカ4D」のラインナップは「01日産GT-Rバイブラントレッド」「02日産GT-Rメテオフレークブラックパール」「03ホンダNSXヌーベルブルー・パール」「04ホンダNSXカジノホワイト・パール」「05トヨタクラウンパトロールカー」「06トヨタハイメディック救急車」の6種類。2018年10月より発売を開始し、価格は1,600円(税別)。