タカラトミーは4月11日、東京・豊洲の「MIFA Football Park」 にて、次世代RCサッカーロボット「サッカーボーグ」の商品発表会を開催した。イベントには元サッカー日本代表選手・武田修宏と、お笑いタレント・土田晃之らが登場し、トークショーを行った。

  • 写真奥・左からタカラトミー大伴貴広氏、武田修宏、土田晃之、手前・左から「brother4 channel」だいちくん、あつきくん

「サッカーボーグ」は、ドリブル(前進・後退・右旋回・左旋回)をはじめ、両足で異なったシュート(左足でゴロ、右足でループ)を蹴り分けられるアクションが可能なRCサッカーロボットトイ(通信には2.4GHzの電波を使用)。付属のブレードをつけることで安定したドリブル操作やボールキープ、フェイントやボールの奪取などデュエルの駆け引きが可能となっている。

価格はカラー3種(ヒノタマレッド・カナリアイエロー・ウォールブラック)各4,860円(税込)のほか、限定レッドボールが付属する日本代表Ver.カラーバージョン5,400円(税込)、マタドールレッド・リバティブルーの2体が付属する「キックオフセット」の9,180円(税込)を用意する。使用電池は単4形アルカリ乾電池5本(本体に3本、コントローラーに2本必要)。

発表会に登壇したタカラトミーの大伴貴広氏は、「実際に足を使ってシュートするという機能を持つサッカートイはこれまでありませんでした。また、シュートをする際にゴロのシュートか浮かせるシュートかの判断も非常に重要な要素になります。サッカーボーグはこれらのシュートの蹴り分けを可能にし、ブレード装着により、ボールを運ぶ・奪う操作を実現したロボットです」と特長をアピールした。

イベントには、元サッカー日本代表・武田修宏と、サッカーファン代表としてお笑いタレントの土田晃之、さらにキッズYouTuber「brother4 channel」が登場し、「サッカーボーグ」の対戦プレイを披露した。

武田と土田、キッズYouTuberを交えた2分間の勝負は、自宅で高校生の息子と「サッカーボーグ」の操作をみっちり練習してきたという土田チームが4-2で圧勝。操作が覚束ない武田に対し、土田は「武田さんがぜんぜん向かってこない。現役時代と一緒でディフェンスが弱いのかな」と切り捨てると、武田は「実は昨日、アッコさん(和田アキ子)の誕生日会で練習ができなかったので、コンディションが悪かった」とカミングアウトし、会場を爆笑させた。

試合後のトークコーナーで、土田は「とにかく楽しい。操作に慣れるとさらに色々なことができるようになるので、さらに楽しくなると思う」と絶賛。「やっぱりシュートが使い分けられるのは大きいですね。相手の動きを見てループシュートが撃てたのでプレイの幅は非常に広いと思いました。操作も簡単なので、このサッカーボーグなら子どもでも武田さんを倒せる」と興奮気味にコメントした。

一方、武田も「試合は散々でしたが、バウンドしてシュートを決めた1点がうれしかったし、点を取る喜びがよみがえってきた。ぶつかり合いも楽しいし、2対2だとワンツーパスもできて、子どもから大人まで楽しめる製品。戦っても疲れないし(笑)。細かい操作ができるので、自分なりのドリブルやシュートもできそうで奥が深い」と太鼓判を押した。

「サッカーボーグ」の発売日は4月26日。全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」にて発売。また、日本を皮切りに、アジア、豪州、欧州、北米など世界10の国と地域でも順次発売される予定。さらに、6月にはYouTuberを起用したサッカーボーグの大会「ワールドサッカーボーグカップ」が開催されるので、興味がある人は、公式サイトをチェックしていただきたい。

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