元サッカー日本代表でタレントの前園真聖(44)が、27日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演し、エベレスト登頂で亡くなった登山家・栗城史多さん(35)との果たせなかった“約束”を明かした。
番組内で栗城さんの訃報が取り上げられ、「一度会いたくて会わせてもらって、その時は指を9本失った状態でした」と前園。最も印象的だったのが、「『栗城さんのゴールはどこですか?』と聞いた時」だったと言い、「『人生の中で常に挑戦している。ゴールは死ぬ時』とおっしゃったんです」と回顧した。
「エベレスト何度も挑戦してますけども、単独でしかも無酸素。たくさんの方とネットでつないで共有して、いろんな方が応援してくださっているのを励みに。『みんなが僕を見てがんばってくれれば』と、ずっとチャレンジしていたんですけども」
栗城さんの活動を振り返りながら、目を潤ませる前園。「取材が終わってから僕のことを調べてくれて、甘いスイーツが好きだということでプリンを用意してくれて。『エベレスト登頂終わったら、今度は僕が大好きなプリンを紹介します』と言って別れたのが最後でした」と約束が果たせなかったことを悔やみながら、「登頂しなくても連絡してお会いして一緒に会えればよかったかなとちょっと心残りではあります。常に前向きな方でした」と偲んでいた。