■総評

「ドライブデート」についての印象を聞いたところ、「ぜひ行きたい」は38.2%、「どちらかといえば行きたい」は41.9%で、好意的に捉えている人が大多数を占める結果となった。「あまり行きたくない」は16.3%、「絶対行きたくない」は3.6%だった。

女性が抱く「ドライブデート」についての印象は、「ぜひ行きたい」と「どちらかといえば行きたい」を合わせると8割を超え、大多数の人がポジティブな評価をしていることがわかった。評価をしている理由としては、「2人の距離が縮まる」「利便性が高い」「ドライブが好き」「気分転換になる」などの意見が寄せられている。反対に行きたくない理由については、「長時間2人きりは辛い」「事故に遭うリスクがある」「酔う」「どちらかがお酒を飲めなくなる」などのコメントがあった。

「ドライブデート」をするとなったとき、乗るクルマで重視したいポイントについては(複数回答可)、「乗り心地」(71.4%)を求める声がもっとも多かった。以下、2位「安全性」(59.0%)、3位「外観のデザイン」(27.6%)、4位「内装・インテリア」(21.3%)、5位「燃費」(18.3%)、6位「メーカー」(13.1%)と続いている。

過去に経験した「ドライブデート」で嫌だったことは(複数回答可)、27.5%を集めた「運転が荒かった/下手だった」が最多となった。以下、「車が臭かった/不潔だった」(20.4%)、「渋滞に巻き込まれた/道に迷った」(6.3%)が上位にランクイン。「車酔いした」(3.5%)、「車内が狭かった/乗り地が悪かった」(3.2%)、「車の趣味が合わなかった」(2.8%)、「密室で気詰まりだった」(2.5%)があとに続いた。「その他」は18.7%、「特になし/回答なし」は22.2%だった。

実際のドライブデートでは、ドライバーである彼の運転が下手だったり、スピードを出しすぎたりすることで嫌な思いをした人が多いことがわかった。助手席に座り、自分の命を相手に預けることになることから、ここはやはり慎重な運転を求めるのは当然の気持ちだろう。運転の仕方で人間性がわかることもあり、場合によっては100年の恋も冷める瞬間かもしれない。

車内のコンンディションも気になるところで、特にヘヴィスモーカーの車は非喫煙者にとっては辛いだろう。デート当日はタバコを控えていても、染み付いた臭いは簡単には取れそうもない。男性にとっては対処に困るポイントかもしれない。

渋滞に巻き込まれたり道に迷ったりはある程度は不可抗力といえそうだが、事前準備で避けられる部分もあり、評価を大きく左右するポイントといえそうだ。

乗り心地が悪かったり車酔いをしたりすることもまた、ドライブデートの心象を悪くするのには十分な出来事だろう。車の趣味が合わなかった場合は、BGMに違和感がある場合と同様、相手の趣味嗜好を知るにはいい機会となるかもしれない。

また、気になる男性が自動車免許を持っていない場合、その男性が「恋愛対象外になる」と答えた人は10.1%だった。「好感度がダウンする」は41.7%、「特に変わらない」が46.1%、「好感度がアップする」は2.0%で、彼への印象は特に変わらないとする人が多数派となった。

調査時期: 2018年4月22日
調査対象: マイナビニュース女性会員
調査数: 503人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません