DeNAトラベルは4月23日、「退職後の過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査期間は2018年4月3~6日、有効回答は10~70代の個人2,120人。

退職後にやりたい事、9割超が「ある」

退職後(もしくは配偶者の退職後)にやりたい事はあるか・あったか尋ねたところ、男女ともに9割以上が「やりたい事がある(あった)」と回答した。

退職後にやりたい事・やった事を聞くと、就業中、退職済みの人ともに「旅行」がトップ(就業中59.7%、退職済み53.6%)。また就業中の人のうち、2番目に多かったのは「働き続ける」(14.7%)だった。

退職後の旅行に一緒に行きたい人は、男女ともに「配偶者・恋人」が最多となったものの、男性は65.9%、女性は47.3%と、大差がついた。

  • (退職後に旅行に行きたいと回答した人)誰と旅行に行きたいですか?

既に退職済みの人に退職して充実感は増えたか質問したところ、男女ともに「充実感が増えた」との回答が多く、女性は「とても増えた」(34.8%)が最も多い結果に。理由としては、「時間的、経済的余裕ができ、長年の目標であった海外旅行が自由にできるようになり満足しています」(60代女性)など、時間的余裕が充実感に繋がったという声がみられた。

一方、「減った」と答えた人からは、「単に時間を過ごしているだけの感じで」(60代男性)、「社会から、距離が出来てしまった」(60代女性)といった声が寄せられ、同調査では「時間的余裕が逆に充実感を半減させる要因となっているようです。また、人と接する機会が減ったことも理由の一つと考えられます」と推測している。