ソフトブレーン・フィールドはこのほど、「食品の値上げ・家計に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2018年4月5~8日、有効回答は20代以上の個人4,521人。

見直したい項目1位は「光熱費」

2018年4月から値上げされた食品・外食5品目(納豆・業務用ビール・牛丼・コーヒー・ワイン)の認知度を調べたところ、納豆・業務用ビール・牛丼の3品目については、約4割以上が「知っている」と回答した。

普段の生活の中での節約意識を聞くと、「強く意識している」が23.6%、「まあまあ意識している」が57.4%と、計8割以上が意識していると回答。理由については、「老後のための資金」が47.7%と最も多く、僅差で「生活費に余裕がある状態ではないから」が46.1%で続いた。

家計の見直しについて、「見直しをしたことがある」人は48.1%。一方、「見直しをしたことがない」人は51.9%と半数を超えた。

  • 家計の見直しをしたことがありますか?

「見直しをしたことがある」人のうち、「継続した家計の見直しができている」人は32.7%。また「見直しをしたことがない」人のうち、「家計の見直しをしようと思ったが、行動には至らなかった」人は25.5%で、「ハードルが高い」「どうしたらよいかわからない」といった声も寄せられた。

家計全体で見直しをしたい支出項目は、ライフステージ(未婚・既婚(子どもがいる/子どもがいない))にかかわらず、1位「光熱費(水道・ガス・電気)」、2位「食費」、3位「携帯電話料金」の順となった。見直したい金額については、半数以上が「5,000円~2万円」未満と回答した。