特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』の、「Season1」「Season2」を再構成した『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason1 覚醒』(5月5日公開)と、『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason2 輪廻』(5月12日公開)のポスタービジュアルが完成した。

毎週日曜朝9時からテレビ朝日系で放送中の「仮面ライダー」シリーズとはまったく異なる展開を目指し、子どもが視聴する朝のテレビ放送ではショッキングすぎるような暴力描写や、含みのある大人びた会話の応酬なども積極的に入れ込み、特撮ヒーロー作品という枠を超えて次の段階へと進むかのようなドラマ性を打ちだした『仮面ライダーアマゾンズ』。シーズンそれぞれ13話で描かれたそのストーリーをギュッと凝縮した再構成劇場版だけに、ポスタービジュアルも『アマゾンズ』の濃さが詰まったものとなっている。

まずは仮面ライダーアマゾンオメガ、アルファを筆頭に、水澤悠(演:藤田富)と鷹山仁(演:谷口賢志)がその対立を象徴するように描かれている。悠の義妹であり、支え続ける美月(演:武田玲奈)や、仁が唯一心を許す存在である泉七羽(演:東亜優)の姿も。アマゾンを狩る駆除班としてそれぞれのドラマが描かれた志藤真(演:俊藤光利)、三崎一也(演:勝也)、高井望(演:宮原華音)、福田耕太(演:田邊和也)だが、マモル(演:小林亮太)はなぜか距離を置く。

そして「Season2」からは、仮面ライダーアマゾンネオをはじめ、自分でも抑えきれないある衝動に悩む主人公・千翼(演:前嶋曜)、不思議な魅力を放つヒロイン・イユ(演:白本彩奈)や、現在放送中の『仮面ライダービルド』で万丈龍我/仮面ライダークローズ役で注目を集めている赤楚衛二が演じる長瀬裕樹も登場。新たにアマゾンを狩る任務を負う4Cの隊長・黒崎武(演:三浦孝太)、曲者の札森一郎(演:籾木芳仁)も存在感を見せる。

忘れてはならないのが、作品に重厚さを加えたベテラン勢。野心家の橘雄悟(演:神尾佑)、アマゾンプロジェクトの最高責任者である水澤令華(演:加藤貴子)、令華の秘書・加納省吾(演:小松利昌)らが怪しげな雰囲気を放っている。

ポスターは全国の上映劇場で掲出予定。

『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason1 覚醒』は5月5日より、『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason2 輪廻』は5月12日から新宿バルト9ほかで全国公開予定。なお、悠と仁の"最後の戦い"が描かれる映画『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』は、5月19日より公開される。

(C)劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (C)石森プロ・東映