元SMAPの中居正広が3月31日、ニッポン放送のラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(毎週土曜23:00~)に出演し、長年の歴史に幕を下ろしたフジテレビ系バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×2イケてるッ!』の終了に言及した。

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とんねるず(上段)とナインティナイン

リスナーからの質問に応える形で、中居は『みなさん』について、「まぁ見たけどね。見るよね。これは絶対リアルタイムで見たいと思って、その時間に家にいたのでしっかり見たけどねぇ」と切り出し、「いやぁ、『みなさん』はなかなか寂しかったですね」と、しみじみ感想を語った。

だが、周囲にはリアルタイムで最終回を見ないという人が何人もいたそうで、「『えっ?見ないの!?』って思って。それを否定することはないんだけど、(自分が育って見てきた番組の)最後の締めくくりはちゃんと(見る)っていう感覚はないんだって思ったね」と、温度差を感じたことを明かした。

また、『みなさん』『めちゃイケ』のように、「最終回はどうやって終わるんだろう?っていう番組が、今なくなってきちゃってる。『(笑って)いいとも!』もしかりだと思いますけど、そういう番組に携わりたいし、作りたいなとは思ってても、どうしても減ってしまって、なくなってきてしまうというのは、しょうがないのかなと。諦めてないんですけどね。でも、どうしてもタレントさんの"個"というか、"エッジ"が、いろんな環境で丸みを帯びなければならないってことは、なかなか寂しいもんだなと思いますよね」と、心境を吐露した。

さらに、「平成の終わりっていうのかなぁ」と、時代の流れを実感した中居。「安室(奈美恵)ちゃんも、小室(哲哉)さんも引退するのかぁ。本当に、昭和生まれ平成育ちの作品・番組、エンタテインメントを作っていった人たちがどんどんいなくなっちゃうなぁとは思いますよね」と、あらためて寂しさを語っていた。