JALとハワイアン航空は3月25日より、コードシェアを開始する。両社は、将来的に顧客の利便性やサービス向上を実現するため、共同事業の検討を行うとしており、今回のコードシェアおよびラウンジの相互利用は包括的提携の第1弾となる。
両社の提携における共同事業とは、定められた事業領域において、複数の参画企業が同一企業のように事業活動を行うことであり、具体的には、ダイヤ調整、販売活動、サービス品質向上などの活動を一体となって行う。
JALは、ハワイアン航空が運航する日本=ハワイ間の全ての便と、ホノルルおよびコナを発着するハワイアン航空が運航するはハワイ州内の多くの便でコードシェアを行う。また、ハワイアン航空はJALが運航する日本=ハワイ間の全ての便および日本国内路線、東南アジア線でコードシェアを行う。
コードシェアの開始にあわせ、ハワイアン航空は3月25日、成田空港での使用ターミナルを、現在の第1ターミナル北ウイングからJALが拠点とする第2ターミナルへ変更する。また、同コードシェア便において対象となる乗客にはラウンジを提供する。
ハワイアン航空が運航するJALコードシェア便は、成田=ホノルル、羽田=ホノルル・コナ、関西=ホノルル、新千歳=ホノルル、ハワイアン航空運航ハワイ州内路線。JALが運航するハワイアン航空のコードシェア便は、成田=ホノルル・コナ、関西=ホノルル、中部=ホノルル、ハワイアン航空便と乗り継ぎ可能なJAL運航国内線/アジア路線となる。
ラウンジは、ホノルル(ハワイアン航空が運営するプルメリアラウンジまたはプレミアクラブ)、成田(JALサクララウンジ)、羽田(JALサクララウンジなど)、関空(JALサクララウンジなど)、新千歳(ロイヤルラウンジ)、中部(JALサクララウンジ)が対象となる。
ハワイにおけるホノルル以外の空港ではラウンジは利用できない。利用基準などの詳細に関しては、別途ホームページで案内する。また、ハワイアン航空運航便(JALコードシェア便)における、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブ会員専用カウンターの利用、受託手荷物無料許容量の優待、手荷物の優先取扱いサービスは利用できない。
※コードシェア便の運航は政府認可を条件としている