MMD研究所はこのほど、「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を発表した。同調査は2月16日〜22日、15歳〜69歳の男女を対象に、インターネットで実施した。有効サンプル数は4万4,541人。

  • 格安SIMサービスの認知・利用状況

格安SIMサービスの認知・利用状況について尋ねたところ、最も多い回答は「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」(30.5%)だった。次いで「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」(23.2%)となっている。「現在も利用している」は15.1%、「過去に利用したことがある」は1.9%だった。

「認知している」という回答は合わせると89.8%、「サービス名は認知」は59.3%、「内容まで理解している」は47.7%だった。

格安 SIM を利用していると回答した人に、メインで利用している格安SIMサービスを聞くと、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」(22.2%)だった。次いで「mineo」(14.3%)、「OCN モバイル ONE」(9.7%)となっている。

  • メインで利用している格安SIM サービス

格安SIMサービス利用者に、メインで利用している格安 SIM サービスの契約プランを尋ねると、「音声通話プラン」が65.3%、「データ通信プラン」は34.7%だった。

  • メインで利用している格安SIM サービスの契約プラン

契約プラン別に利用している格安SIMサービスを見ると、音声通話プラン契約者が利用している格安 SIM サービスは、「楽天モバイル」(27.3%)が最も多かった。一方、データ通信プラン契約者が利用している格安 SIM サービスは、「OCN モバイル ONE」(14.9%)が最多回答となっている。

格安SIMサービスを利用している人を対象に、メインで利用している格安 SIMを挿しているデバイスを尋ねたところ、54.5%が「スマートフォン(Android)」、32.8%が「スマートフォン(iPhone)」と答えた。

  • メインで利用している格安SIMを挿しているデバイス