日本経済社は3月6日、「都心のオフィスビル」に関する調査結果を発表した。調査期間は2017年12月8~11日、有効回答は首都圏のオフィスワーカー1,000人。

働いてみたいオフィス街、1位「丸の内」

働いてみたいと思うオフィス街を尋ねたところ、1位「丸の内」、2位「大手町」、3位「有楽町・日比谷・内幸町」の順となり、東京駅を中心とするエリアの人気が高いことが判明。このほか、銀座、八重洲・京橋、日本橋なども人気が高かったのに対し、豊洲・東雲・有明のベイエリアの人気は低い結果となった。

  • あなたが働いてみたいと思うオフィス街をお教えください

働いてみたいと思うオフィスビルは、1位「新丸の内ビルディング」、2位「丸の内ビルディング」、3位「グラントウキョウ」がトップ3にランクイン。また「JPタワー」「丸の内オアゾ」「丸の内パークビルディング」も人気が高く、丸の内エリアに人気オフィスビルが集中していることがわかった。

同調査では「丸の内のオフィスビルの多くは東京駅から徒歩5分以内、駅直結で通勤できるなどのメリットを備えていることから、アクセスの良さ、利便性も重視されているようだ」と分析している。

今後再開発が進むエリアの中で期待しているエリアは、山手線新駅として開発が進む「品川新駅」が首位。次いで、2位が桜丘地区再開発、道玄坂地区プロジェクトなどが進む「渋谷エリア」、3位がオフィス、商業、バスターミナル、ホテルなどの複合開発が進む「八重洲二丁目再開発」となった。