成田空港では、利用者の手続きにかかる待ち時間の短縮や混雑緩和を図る「FAST TRAVEL」を推進しており、このほど「FAST TRAVEL」の一環として、第1/第2ターミナルビルにおいて保安検査場を拡張するとともに、最新の保安検査設備(スマートセキュリティレーン)を導入した。同リニューアルは2019年度中の完成を目指し、万全の保安体制で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に備える。

  • 成田空港が進める「FAST TRAVEL」とは、空港で利用者手続きの自動化(セルフサービス化)を促進する ことで、効率的で快適なサービスの提供を目指すプログラム

    成田空港が進める「FAST TRAVEL」とは、空港で利用者手続きの自動化(セルフサービス化)を促進する ことで、効率的で快適なサービスの提供を目指すプログラム

今回のリニューアルでは保安検査場の面積を2倍に拡張し、検査レーンを増設および長尺化した。また、利用者の高揚感や見た目の開放感等を演出するために、明るさ感の大幅な改善している。さらに、分かりやすく・ストレスを感じない保安検査場のサイン環境も構築している。

  • 保安検査場のイメージ

    保安検査場のイメージ

「スマートセキュリティレーン」導入で保安検査が効率化されることで、保安検査における利用者の待ち時間を緩和する。また、手荷物を自動搬送することで、保安検査における利用者の負担を軽減し、保安検査場のイメージを一新することで快適性を向上させた。

  • スマートセキュリティレーンのイメージ

    スマートセキュリティレーンのイメージ