JR九州は3月17日始発から、熊本駅在来線ホームを全面高架化する。熊本県が2001年から行ってきた「JR鹿児島本線・豊肥本線連続立体交差事業」の進捗によるもので、熊本駅は在来線4~6番のりばに続き、1~3番のりばも新たに高架ホームとなる。

  • 全線高架化された熊本駅在来線ホームイメージ

「JR鹿児島本線・豊肥本線連続立体交差事業」は、鹿児島本線の北島踏切付近から坪井川橋梁付近にかけての約6kmと、豊肥本線熊本駅から坪井川橋梁付近にかけての約1kmを高架化する事業。2015年3月には、先行開業として鹿児島本線の一部が高架化された。

今回、工事区間の残り部分も高架化が完了したことにより、2面6線あるすべてのホームが高架化され、既存の0番A・Bのりばは廃止となる。事業区間すべて高架化完了することで、先行開業区間13カ所に加えて新たに2カ所の踏切が廃止される。