伊坂幸太郎の人気小説『マリアビートル』が舞台となり、18日まで東京・全労済ホール/スペース・ゼロで上演されている。個性的な殺し屋たちが繰り広げる、東京発盛岡着の東北新幹線で繰り広げられる2時間30分の密室劇は、どんな結末を迎えるのか。

『マリアビートル』あらすじ

酒浸りの元殺し屋「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた悪魔のような中学生「王子」に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線〈はやて〉に乗り込む。
取り返した人質と身代金を盛岡まで護送する二人組の殺し屋「蜜柑」と「檸檬」は、車中で人質を何者かに殺され、また身代金の入ったトランクも紛失してしまう。
そして、その身代金強奪を指示された、ことごとくツキのない殺し屋「七尾」は、奪った身代金を手に上野駅で新幹線を降りるはずだったのだが……。

出演者は、特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファ役で強烈な印象を残した谷口賢志をはじめ、平野良、坂口湧久、小沼将太、碕理人、若宮亮、山本侑平、中村裕香里、深澤恒太、福圓美里。ひとクセもふたクセもある物騒な殺し屋たちを、個性豊かに演じている。上映スケジュールは公式サイトにて。