意外と使用期間が短いベビーバス。価格は抑えたいものの、使い勝手も重視したいと考えると、どのタイプが便利なのだろうか。小学生以下の子どもを持つ女性のマイナビニュース会員258名に聞いてみた。

  • ベビーバス、どんなタイプのものを使ってた?(画像はイメージ)

Q.ベビーバスは使っていましたか?

はい(83.3%)
いいえ(16.7%)

Q.どのようなタイプのベビーバスを使っていましたか?

1位 床置きタイプ(47.5%)
2位 シンクタイプ(24.6%)
3位 エアータイプ(24.0%)
4位 その他(3.9%)

床置きタイプ

<メリット>

・「暖かい部屋で沐浴出来る。家族も手伝いやすい」(29歳/高知県/保育園児の親)

・「小さいうちは抱っこして洗いやすい」(38歳/東京都/保育園児の親)

・「しっかりしていて安定感がある」(37歳/神奈川県/保育園児の親)

・「プラスチックなので洗いやすい」(28歳/愛知県/幼稚園児の親)

・「お尻ストッパーがあるので滑らない、赤ちゃんが楽な姿勢でいられる」(37歳/北海道/小学生の親)

・「赤ちゃんが湯船でうんちをしても掃除が楽」(43歳/大分県/小学生の親)

・「しっかりしたプラスチックなので洗いやすい」(47歳/兵庫県県/保育園児の親)

<デメリット>

・「場所を取るし、収納が大変」(29歳/東京都/幼稚園児の親)

・「お風呂場で使わないときに邪魔になった」(40歳/神奈川県/幼稚園児の親)

・「お湯を捨てるときすごく重い」(30歳/愛知県/保育園児の親)

・「下に置くので体勢がしんどい」(47歳/大阪府/小学生の親)

・「一緒にお風呂に入るようになると全くいらない」(42歳/山梨県/小学生の親)

シンクタイプ

<メリット>

・「実家のお風呂が2階にあったので。階段を上がるのが嫌でリビングで入れられたこと」(46歳/東京都/小学生の親)

・「屈まないでできるので楽」(42歳/山梨県/小学生の親)

・「お湯が少なくて済む」(28歳/埼玉県/保育園児の親)

・「立ったまま洗える」(41歳/千葉県/幼稚園児の親)

・「子どもの様子に合わせて好きなときにスッと準備できる」(34歳/岡山県/保育園児の親)

<デメリット>

・「キッチンの高さが微妙だったのでずっと中腰なのがつらかった」(39歳/兵庫県/幼稚園児の親)

・「台所が散らかっていたら使えない」(29歳/千葉県/幼稚園児の親)

・「蛇口が邪魔に感じる」(42歳/山梨県/小学生の親)

・「シンクから出したら置く場所をとる」(41歳/京都府/幼稚園児の親)

・「ちょうどいいサイズでないと入れにくい」(28歳/大阪府/保育園児の親)

エアータイプ

<メリット>

・「軽い。空気を抜けばコンパクトになる」(32歳/静岡県/乳児の親)

・「収納場所に困らない。安い。プールとして使える」(35歳/大阪府/乳児の親)

・「使わないときにたたんでしまえる。やわらかい素材だったので赤ちゃんが万が一ぶつかっても大丈夫」(31歳/福岡県/乳児の親)

・「使わなくなったら廃棄しやすい」(40歳/愛知県/乳児の親)

・「たためるので持ち運びに便利」(32歳/宮城県/保育園児の親)

<デメリット>

・「石鹸垢が取れにくい。破れたら終わり」(35歳/大阪府/乳児の親)

・「2人目のときに破損。耐久性がない」(37歳/大分県/小学生の親)

・「いちいちたたまないので場所を取りました」(39歳/東京都/保育園児の親)

・「カビがはえやすい」(38歳/埼玉県/保育園児の親)

・「エアを入れるのが面倒」(32歳/静岡県/乳児の親)

総評

調査の結果、ベビーバスを使っていた人の約半数が、風呂場の床に置いて沐浴するスタンダードな「床置きタイプ」を選んでいることが分かった。「洗いやすい」「安定感がある」といったメリットの一方、「場所をとる」「お湯を捨てる時に重い」「体勢がつらい」などのデメリットもあるようだ。

シンクタイプとエアータイプはそれぞれ同数の人が支持していて、シンクタイプは洗いやすさ、エアータイプは場所を取らないこと・運びやすさが評価されているようだ。しかしシンクタイプを選んだ人の中からは、「蛇口が邪魔」「キッチンが散らかっていると使えない」という声も挙がった。エアータイプについても、石鹸垢やカビの処理が大変だったり、耐久性を疑問視したりする人がいた。

それぞれにメリット・デメリットがあるベビーバス。そもそも使用しない場合には、初めから大人と一緒のお風呂に入れていたり、衣装ケースで代用したり、レンタルしたりする方法もあるようだ。多様な選択肢の中から、自分の子育て環境に合う方法を選んでみてほしい。

調査時期: 2017年12月7日~2018年1月9日
調査対象: マイナビニュース会員(小学生以下の子どもを持つ女性)
調査数: 258人
調査方法: インターネットログイン式アンケート