JR北海道・JR四国は2018年3月10日から2019年4月10日まで「青函トンネル&瀬戸大橋線開業30周年記念キャンペーン」を共同実施する。初日にはキャンペーンに合わせて企画したキックオフツアーの出発式とオープニングセレモニーをJR北海道の新函館北斗駅で開催する。
オープニングセレモニーは3月10日の北海道新幹線「はやぶさ22号」(新函館北斗駅12時44分発)に合わせて開催。JR北海道とJR四国の代表者による挨拶や、新函館北斗駅・宇多津駅の両駅長による出発合図を行う。阪急交通社が実施するキックオフツアー「日本列島大縦断フルムーンの旅5日間」の出発式も同時開催する。
「日本列島大縦断フルムーンの旅5日間」は、新函館北斗駅から新幹線や特急列車を乗り継いで四国・九州に至り、金沢を回って北海道に帰着する。旅行代金は1人15万円(予定)で、参加者にはツアー限定の「青函トンネル&瀬戸大橋線通過証明書」をプレゼント。他の各旅行会社も青函トンネルと瀬戸大橋線を通過して列車で日本列島を縦断する旅行商品を発売する。
北海道と四国の相互誘客を目的としたプレゼントキャンペーンも実施。期間中、JR四国管内で購入した「北海道フリーパス」をJR北海道管内の対象箇所で提示すると、青函トンネル開業30周年を記念したオリジナル列車カードがもらえる。同様に、JR北海道管内で購入した「四国フリーきっぷ」をJR四国管内の対象箇所で提示すると、瀬戸大橋線開業30周年を記念したオリジナル列車カードがもらえる。
JR北海道の新函館北斗駅・函館駅と、JR四国の高松駅・坂出駅では、青函トンネルおよび瀬戸大橋線の開業までの歩みや今日までの歴史を紹介するパネル展も開催される。