1月20日に放送されるNHKの番組『ブラタモリ』(毎週土曜19:30~)にて、タレントのタモリが東京都・田園調布を訪れる。
田園調布は各界の大御所・スターや政財界の大物が住み、かつて活躍したお笑いコンビの星セント・ルイスが「田園調布に家が建つ!」とネタにしたほど、高級住宅街として現在まで知られている。
しかし実は現在の田園調布がある場所は、明治時代まであまり人は住んでいなかったという。きっかけは今からちょうど100年前。「日本の資本主義の父」 渋沢栄一が創設した田園都市株式会社が一から開発をスタートさせたのだ。
「元祖・新興住宅地」ともいえる田園調布がどうして日本を代表する超高級住宅街になったのか、田園調布のシンボルといえる半円形の町割りに込められた町をつくった人たちの夢とはなにか、「田園調布は散歩のコース」と語るタモリが歩きながら解き明かしていく。放送ではタモリが都市開発がはじまった当時の面影を残す家に潜入し、田園調布の意外な真実に気が付く場面も。
また田んぼがないのに「田園」調布と名づけられた理由や、水族館や元祖・絶叫マシーンを楽しめる遊園地があったことなど、田園調布の知られざる一面が明らかになる。