日産自動車は米国・デトロイトで14日から開催されている「2018年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)」にて、インフィニティブランドの中型セダンコンセプトカー「Qインスピレーションコンセプト」を世界初公開した。

  • インフィニティ「Qインスピレーションコンセプト」

インフィニティ「Qインスピレーションコンセプト」は、可変圧縮比エンジン「VCターボ」と自動運転技術の搭載、ヒューマンセントリックなインテリアデザインの採用により、中型セダンセグメント求める層にインフィニティならではの豊かなドライビング体験を提案するコンセプトカーとなった。

エクステリアはダイナミックで自信にあふれる明確かつ簡潔なラインを特徴とし、来る先進パワートレインの時代のため、インフィニティの新しいデザインランゲージを表現。クラシックなセダンのフォームではなく、クーペライクな外観と細長いシルエットにより、このセグメントにおけるデザインビジョンを体現しているという。

インテリアでは無駄を削ぎ落とし、クリーンで簡素なデザインによってドライバーと乗客に静かさと快適性をもたらしている。コンパクトな4気筒「VCターボ」エンジンはデザインの自由度をより向上させ、広々としたキャビン空間を実現した。

「VCターボ」エンジンは、ピストンの上死点の位置をシームレスに変化させることで圧縮比を自在に変化させ、最適なパワーと効率を提供。これにより、ターボチャージャー付きガソリンエンジンのパワーと、ディーゼルやハイブリッドエンジンの特徴である高い効率性を両立させた。

  • インフィニティ「Qインスピレーションコンセプト」外観・車内イメージ

同車に搭載する「プロパイロット」機能は、渋滞走行や巡航走行といったドライバーがストレスを感じる環境で車が運転を支援する。