音楽ユニット・DISH//の北村匠海が、出演するフジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』(毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)のスタートを18日に控え、俳優としての新境地について語った。

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『隣の家族は青く見える』に出演する北村匠海=フジテレビ提供

深田恭子と松山ケンイチ演じる夫婦が、さまざまな家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅・コーポラティブハウスに暮らし、妊活に立ち向かっていく同作。北村は、コーポラティブハウスに住む"男性同士のカップル"で、眞島秀和演じる広瀬渉のところに転がりこんでくる若者・青木朔を演じる。

北村は、自身の役柄について「とても繊細だなと思いました。なので、気持ちの置き方が難しい」といい、「言葉の選び方を大事にしていかなければいけないテーマを扱っていますが、かといって暗いドラマではなく、希望や光を感じるような作品だと思いました」とコメント。役づくりでは、実際にLGBTの人にもあって話を聞くなどして、下準備をしてきたそうだ。

監督からは、最初の本読みで「いいね」と言われ、「あとはどのくらいのテンションでいくかや、人との距離感の詰め方について話し合いました」と研究。コーポラティブハウスと共有スペースにいるときでギャップを付けるため、「わたるん(=朔から渉への呼称)といるときの、あまりにも甘えん坊過ぎる姿と、奈々ちゃん(深田)と一緒にいるときの差は上手く表現したいなと思っています。敏感で繊細で、かつ強さもある役をいかに演じていくかが、今回の僕のテーマかもしれないですね」と意識を語った。

先日の「第42回報知映画賞」新人賞に続き、15日には「第41回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を獲得した北村。2018年は「北村匠海の役者としてのイメージを打破していくのが目標です」と話し、「その中で出会った朔という役は、僕の中でもすごく大きなものになるんじゃないか、という予感がしています。この先、朔がどうなっていくのか、とても楽しみにしています。なので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです」と呼びかけている。

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