女優の三田佳子、俳優の柳葉敏郎らが、テレビ朝日系ドラマ『明日の君がもっと好き』(来年1月20日スタート、毎週土曜23:05~)に出演することが27日、明らかになった。

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三田佳子=テレビ朝日提供

市原隼人、伊藤歩、白洲迅、森川葵、志田未来らが一癖も二癖もある登場人物を演じ、想定外の恋の物語を繰り広げていく同作。

三田が演じるのは、茜(伊藤)と梓(志田)の祖母・里川静子で、幼くして両親を亡くした孫たちを引き取って育て上げ、現在は夫の介護に当たる良き妻・良き祖母だ。一方で、その胸の内には憎しみの炎をくすぶらせ、ゾッとするような表情を見せる役柄で、三田は「静子さんは誇り高く生きてきた人だからこそ、どうしようもない感情の行き違いに傷つき、悩み、かたくなな面を併せ持ってしまった人」と語る。

柳葉が演じるのは、主人公・松尾亮(市原)を15歳の頃から育て上げた恩人で、香(森川)の父でもある丹野文彦。息子のようにかわいがってきた亮と愛娘・香の結婚を純粋に願う、人情派の親方だが、柳葉は「僕が演じる文彦は、ごくごく普通の思いを抱いて生きてきた男。そういう意味では、久しぶりに"人間"を演じられるな、と思っています。刺激的な物語の中で、ホッと息をつけるような場面をお見せできればいいですね」と意気込んだ。

そんなベテラン2人の出演に、主演の市原は「三田さんの"芝居"や"熱"、"思い"をこぼさずすべて受け止めて、しっかり大先輩の演技に向き合っていきたいと思います。また、おやっさんを演じる柳葉さんを心の底から信用して、その胸にしっかりと踏み込んでいけるよう、ひとつひとつのお芝居をやっていきたいですね」と意欲を示した。

他にも、かつて茜と婚約までしながら、その妹・梓に迫られて結婚した会社員・黒田智弘役で、渡辺大が出演する。

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  • 柳葉敏郎と市原隼人の共演シーン=同