むすびはこのほど、入社3年以内の会社員を対象とした「新人社員の会社に対する愛着度調査」の結果を発表した。調査期間は2017年11月30日～12月5日、有効回答は332人。

5割弱が「会社に愛着を感じている」

現在働いている会社に愛着を感じているか聞いたところ、「感じている(とても+どちらかというと)」との回答は約半数の49.4%。一方、「感じていない(全く+どちらかというと)」は30.8%となった。

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現在働いている会社に、「不満を感じている」と答えた割合は70.5%、「不満を感じていない」は29.5%。不満の内容としては、「給与が低い」が60.3%と最も多く、次いで「労働時間が長い」が50.9%、「上司」が33.3%と続いた。

入社後、不満を感じ始めた時期を尋ねると、「入社から1カ月以内」が20.5%で最多。また80%以上が入社1年以内に不満を感じ始めていることがわかった。

現在働いている会社の企業理念・価値観を理解しているかとの問いに対しては、59.0%が「理解している」、25.3%が「理解していない」と回答した。

採用時(入社前)に現在働いている会社の「企業理念・価値観」を理解していた人を対象に、現在働いている会社に愛着を感じるか尋ねると、「感じている」との回答は71.8%を占めた。他方、「企業理念・価値観」を理解していなかった人にも同様の質問をすると、「感じている」は47.5%にとどまり、両者の差は20ポイント以上あることがわかった。