冬はイルミネーションの季節! 都心はすでに、色鮮やかな光で包まれている。東京ミッドタウンや新宿、赤坂サカスなど、各地のイルミネーションイベントを訪れようと計画している人も多いのではないだろうか。しかし「この感動をみんなにシェアしたい!」と思っても、なかなか思うように撮れていないことも多いもの。今回は、初心者でも今すぐできるイルミ撮影のコツを、スマートフォン、一眼レフ別に紹介しよう。
スマホ・一眼レフ共通「まずはフラッシュOFF!」
スマホ、一眼レフでも共通して、基本的にフラッシュはOFFにしておきたい。「暗いところではフラッシュ」と思ってしまうことも多いが、カメラに内蔵されたフラッシュを使いこなすのは至難の技。近くにいる人物をはっきり写す以外では、とりあえずOFFにしておこう。
アプリなしでもきれいに撮れる!
さっと出してさっと撮れるのがスマホのいいところだが、ほんのちょっと手を加えるだけでだいぶ雰囲気は変わってくる。現在、スマホのカメラ機能はとてつもなくイイものになっているため、イルミも結構よく撮れる。別売りの撮影・編集アプリも多数登場しているものの、ここではスマホの基本機能でイルミをかっこよく撮るポイントを3つ紹介しよう。
スマホの3ポイント
1)明るくしてみよう
2)ぼかしてみよう
3)撮る位置を変えてみよう
(1)明るくしてみよう
スマホカメラでそのまま撮ったら暗すぎることも多々ある。その場合は暗いところをタップしてピントを合わせてみよう。iPhoneの場合では、ピントを合わせてから画面を上下にスライドすることで明るさを調整できる。
(2)ぼかしてみよう
手前にあるものをハッキリ写し背景をぼかすという、いわゆる"プロっぽい写真"は、スマホでも撮ることができる。方法は、「できるだけ撮るものに近付いてピントを合わせる」だけ。
(3)撮る位置を変えてみよう
同じものでも撮る位置によって写真の面白みは変わってくる。スマホだと「サクッと撮ってハイ、終わり」としてしまいがちだが、位置や角度を変えて何枚も撮っておきたい。
番外編、あとからちょっと調整
「これちょっとイマイチ」と思うものも、「いらない部分を切り取る」など、ちょっとしたことでいい写真にすることができる。あらかじめ、「後から調整することを考えて撮る」というのもひとつの手だ。その場合はスマホに付いている編集機能やアプリを使おう。
続いては、一眼レフカメラのちょっとしたコツを紹介しよう。