クラシエフーズは13日、「祖父母と孫のコミュニケーションに関する意識調査」の結果を発表。祖母を対象に、孫が遊びに来て帰る時の気持ちを尋ねたところ、「ほっとする」が58.3%で最も多い回答となった。

  • 孫の面倒、どう考えてる?(画像はイメージ)

調査は3~9歳までの孫を持つ女性400名を対象にインターネット上で行った(調査期間: 9月12~14日)。

はじめに、同居していない孫を持つ祖母に対して、孫が自宅に遊びに来る頻度を尋ねたところ、「週に1回以上」と回答した人は全体の19.0%。「月に1回以上」が30.0%、「2・3カ月に1回以上」が22.0%となった。全体の49.0%が月に1回以上、孫が自宅に訪ねてくるという結果だった。

  • 全体の49.0%が月に1回以上、孫が自宅に訪ねてくる

また孫に買ってあげたいものを尋ねたところ、「本・絵本」と回答した人が全体の72.8%で第1位の回答となった。以下、「お菓子」(68.8%)、「衣服」(55.8%)、「文房具」(54.5%)、「折り紙」(50.0%)と続いた。

  • 「本・絵本」と回答した人が全体の72.8%で第1位

さらに孫の面倒を見るのが好きか質問すると、「好き」(「好き」「やや好き」の合計)と回答した人は全体の71.7%。一方「嫌い」と回答した人はわずか3.8%だった。

孫と遊ぶ上で重視していることについては、「安全である」(75.3%)が最も多く、次いで「楽しいと思ってもらえること」(71.5%)、「父母が禁止していることはしない」(46.5%)、「自分が疲れないようにすること」(33.5%)などが挙げられた。

  • 「安全である」(75.3%)が最も多かった

遊びの内容では「一緒に散歩や公園で遊ぶ」(63.8%)、「一緒におやつを食べる」(62.0%)、「一緒に買い物へ出かける」(58.0%)、「一緒に本・絵本を読む」(41.8%)が上位に挙がった。

  • 「一緒に散歩や公園で遊ぶ」(63.8%)が1位に

孫と遊ぶ上で困ることも調査。全体の49.8%が「疲れる」と回答し、最も多い結果となった。以下、「(自分の)体力がない」(32.5%)、「お金がかかる」(26.0%)、「父母が禁止していることなどに気を遣う」(15.8%)が続いた。

  • 全体の49.8%が「疲れる」と回答

孫が帰る時の気持ちも質問してみた結果、「ほっとする」(58.3%)が最も多く、次いで「疲れたと思う」(42.3%)、「寂しい気持ちになる」(38.0%)、「早くまた会いたいと思う」(27.0%)となった。同社は「『孫と遊ぶのが好き』である反面、帰る時は『ほっとする』『疲れた』というような感情が高まることが分かった」とコメントしている。

  • 「ほっとする」(58.3%)が最も多かった