第一三共ヘルスケアによる、「人生おいしく横丁」をご存じだろうか。「人生おいしく」をテーマに、11月14日~27日は有楽町、そして12月12日までは「新橋産直飲食街」(東京都港区)で開催しているイベントだ。この「人生おいしく横丁」では、尋常じゃない量のメニューを提供するという。メガ盛りと聞いてしまったからには、食べないわけにはいかない。だが、過去の敗戦結果を鑑みて1人では完食できないだろう。今回は編集部の先輩に助っ人を求め、男3人で挑戦してきた。
約1kgの厚切りロースカツの山に震える
まずは、厚切りロースカツを高さ21cmまで積み上げた「人生おいしくメガカツ盛り」(レギュラー/税込5,999円、ハーフ/税込2,999円)から食べてみよう。大量にロースカツが盛られているのは圧巻で、1kg以上はあるであろうずっしりとした丼に不安が募っていく。
カツは1つ1つがかなり厚切りで、食べてみるとぎゅっとした肉のうま味が堪能できる。豚肉には「佐助豚」を使用し、しっとりとした肉質と、とろっとした脂身が特徴だ。ただ、カツは1切れというよりも、1ブロックと呼んでもおかしくないくらい大きく、ボリュームがある。ちなみに、カツの下にはキャベツがたっぷりと入っており、口直しにはうってつけだった。
998gある超巨大ハンバーグに慄く
メガ盛りメニューはカツだけではない。2017年9月に打ち立てられた男子100m走日本新記録「9,98秒」にちなんだ、「新記録! 9.98RUNバーグ」(レギュラー/税込7,999円、ハーフ/税込3,999円)も登場する。重量998gもあるハンバーグは、初めて見る厚さ。おそらく5cm程度はあるであろうハンバーグは、マンガでしか見たことがない。もはや肉塊だ。
力を入れて、切り出してみると肉がぎゅっと詰まっているのが分かる。甘味のある肉質に濃い目のデミグラスソースがよく絡み、ご飯が食べたくなったが、胃のコンディションを考慮してぐっとこらえるとしよう。
2kg弱の4品山盛りプレートが襲いかかる
ロースカツの山、1kg弱のハンバーグに続き、最後に登場したのは「富士4段盛り」(レギュラー/税込5,999円、ハーフサイズ/税込2,999円)。今年、公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ・藤井聡太四段にちなみ、卵チャーハン、豚から揚げ、鶏から揚げ、豚キムチ炒めの4品を積み重ねたメニューだ。
写真をよく見ていただければ分かるかと思うが、これがおそらく最も巨大なメニューだろう。豚キムチ炒めはピリ辛で、あっさりとした味付けの卵チャーハンと相性がいい。豚から揚げ、鶏から揚げの2つはどちらも食べ応えがあり、かなりボリュームがある。
ここまで、「人生おいしくメガカツ盛り」を3割、「新記録! 9.98RUNバーグ」を8割食べてきた大人3人の胃袋は、かなり限界に近かったのかもしれない。いや、もう限界だったのだ。「富士4段盛り」の半分に達したところで、リタイアを宣言した。男3人が集まっても全てのメニューの完食は叶わなかったのだ。
結局我々が完食できたのは、「新記録! 9.98RUNバーグ」のみ。食べられたのは、1人1kg程度だろうか。3種類を全て完食するとなると、余裕を持って5人は必要かもしれない。
この企画は、「第一三共胃腸薬」の誕生60周年を記念して実施されているもので、利用した人全員に「第一三共胃腸細粒」の無料サンプリングを行うほか、メガ盛りメニューのいずれかを注文すると、割引券があたる「サイコロチャレンジ」に1回挑戦できる(ハーフサイズを除く)。
年末が近づき、今年の総括として飲み会が増えることだろう。「人生おいしく横丁」で、いつもとちょっと違う忘年会を実施してみてはいかがだろうか。もちろん、胃のコンディションを整えてから挑戦していただきたい。