くらしや仕事に対する不満と不安

次に、働く若者がくらしや仕事に対して、どのような気持ちを抱いているのか調査した。

「くらしについての意識」

まず、「今のくらし」について聞くと、満足層(満足している+どちらかと言えば満足している」が54.9%、不満層(不満がある+どちらかと言えば不満がある)が45.1%と、おおよそ半々という結果に。一方、「将来のくらし」に対しては、「安心層」(安心している+どちらかと言えば安心している)が30.3%だったのに対し、「不安層」(不安がある+どちらかと言えば不安がある)は69.7%となり、働く若者世代は、今のくらしには満足しているものの、将来のくらしに不安を抱いている人が多いことが読み取れた。

また、就業形態別に満足層・安心層の割合をみると、正規社員・職員では「今のくらし」が61.0%、「将来のくらし」が36.7%で、契約・派遣(「今のくらし」41.9%、「将来のくらし」15.3%)やバイト・パート(同42.6%、19.2%)に比べて高い割合を示した。

「仕事についての意識」

仕事に関しては、「収入額」に対する不満層が65.1%、「ワーク・ライフバランス」では不満層が52.4%、「収入・雇用な安定」では不安層が57.4%という結果に。仕事に関する不満や不安を抱いている若者は多く、特に収入に対する不満が高かった。

また、就業形態別に、「収入・雇用の安定」に関する満足層の割合をみると、非正規雇用(契約派遣24.8%、バイト・パート24.1%)の割合は、社員・職員(52.5%)のおよそ半分だった。

若者が求める働き方改革

多くの若者が、仕事に対してさまざまな不満や不安を抱いていることがわかったが、労働環境にどのような変化を求めているのだろうか。

「働き方改革として望むもの」

そこで、働き方改革として望むものを聞いたところ、「有給休暇を(もっと)取得しやすく」が最も高く42.8%。次いで「過度な残業の禁止(長時間労働の是正)」(39.0%)、「多様な働き方を選択可能に(短時間勤務や週休3日勤務、在宅勤務など)」(36.7%)、「長期休暇を取得可能に(バカンスやリフレッシュ休暇など)」(30.7%)と続き、ワーク・ライフバランスの実現に関する変化や改革を望む意見が上位に並んだ。