マイボイスコムは10月25日、第11回「スマートフォン」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2017年9月1~5日、有効回答は10代以上の個人1万973人。

スマホ購入時の携帯電話会社・通信事業者の変更意向

次回も「同じ携帯電話会社・通信事業者にしたい」は6割弱

スマートフォンの所有率は66.1%(2016年9月58.2%)で、2011年2月の調査開始以来、増加が続いている。年代別にみると、女性20代は9割、男性20代・女性30代は各8割強と若年層で高く、50代以上は6割弱にとどまった。キャリア別では、「NTTドコモ」が23.5%、「au」が15.4%、「SoftBank」が11.0%、「キャリア以外と契約(MVNOなど)」が11.3%などとなった。

利用しているスマートフォンの満足度は、「au/iPhone7・7plus」「NTTドコモ/iPhone7・7Plus」主利用者で各5割弱、「SoftBank/iPhone7・7Plus」主利用者で4割強と、iPhone利用者の満足度が他の層より高い傾向がみられた。

スマートフォンの利用意向者は62.3%。年代別では、10・20代が8~9割、30・40代が7割、50代以上が6割弱。スマートフォン所有者では8割強、非所有者では2割弱となった。

スマートフォン利用意向者に、選定時の重視点を聞くと、「本体価格」「通信料金」「バッテリーの持ち時間」「サイズ・重さ」が4~5割。過去調査と比べて、「文字入力のしやすさ」「携帯電話と同じような機能」は減少傾向にあった。

次回スマートフォン購入時に、「同じ携帯電話会社・通信事業者にしたい」と答えた割合は56.7%で、「NTTドコモ」「au」主利用者では6割強~7割に上った。一方、「携帯電話会社・通信事業者にはこだわらない」との回答は18.6%で、大手キャリア以外利用者では4割弱と他の層より高かった。